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 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエを建国以来、約38年にわたって統治してきたムガベ大統領(93)が21日、辞任した。

大統領弾劾に現実味=情勢緊迫の恐れ-ジンバブエ

 この日、大統領弾劾手続きを開始した議会のムデンダ議長が発表した。ムガベ氏が議会に辞任の意思を示す書簡を送付したという。

 ムガベ氏は1980年の英国からの独立後、強権的な手法で支配を続け、体制に大きな揺らぎはないとみられていた。だが、ムガベ氏が最近、グレース夫人(52)を後継に据える動きを強め、もともと大統領の座が禅譲されるとみられていたムナンガグワ前副大統領(75)を解任した。これを受け、前副大統領に近いとされる国軍指導部が15日に「反乱」を起こし、ムガベ氏を軟禁下に置いていた。

 ムガベ氏の後任にはムナンガグワ氏が有力視されている。

 議会は21日、ムガベ氏がグレース夫人への権力委譲を狙い、「憲法上の権限を悪用した」ことなどを理由に、弾劾手続きを開始。首都ハラレでは、大勢の市民らが大統領辞任を求め、通りに繰り出していた。 


 【ハラレ小泉大士】アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(93)は21日、辞任した。ムガベ氏は1980年の独立以来、37年間にわたって実権を握り続けてきた世界最高齢の首脳。「独立の英雄」として評価される一方、政権維持のために野党を激しく弾圧し、欧米諸国から独裁的と批判されてきた。ムナンガグワ前第1副大統領を中心とした暫定政権が発足する見通し。

 与党は21日、議会に弾劾決議案を提出。だがその後、弾劾審議が中断され、議長が「円滑な権限移譲のために大統領職を辞任する。辞任は即時に効力を持つ」というムガベ氏からの書簡を読み上げた。

 国軍が14日から15日未明にかけて政府の主要拠点を包囲して以降、ムガベ氏は妻グレース氏(52)とともに自宅軟禁状態に置かれていた。ムナンガグワ氏を後継に指名するよう求める国軍に対し、ムガベ氏は2018年8月までの任期全うを主張して即時辞任を拒絶していた。

 だが、ムガベ氏の退陣を要求する国民の大規模デモが起き、19日には与党がムガベ氏の党首職を解任し、20日正午までに辞任しない場合は弾劾手続きに入ると通告。退陣が不可避な状態に追い込まれたムガベ氏は、最終的に権限移譲に同意した。


 アフリカ南部ジンバブエの国会議長は21日、ムガベ大統領(93)が辞任したと発表した。 ロイター通信などが報じた。1980年の独立以来、37年に及んだ長期支配は終幕を迎えた。事実上のクーデターを起こした軍幹部や「身内」の与党幹部に退任を迫られ、これを受け入れた形だ。

 与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)は19日の緊急会合で、ムガベ氏の党首解任を決定。新党首には、副大統領を解任されたばかりのムナンガグワ氏(75)を選んだ。ムガベ氏の妻グレース氏(52)や複数の側近の党からの追放も決めた。

 ムガベ氏はジンバブエを独立に導いた「英雄」だ。だが、独立で実権を掌握すると強権統治を進め、ぜいたくな私生活も相まって「独裁者」と批判されてきた。来年の大統領選にも立候補を表明していたが、健康状態を不安視され、後継に注目が集まっていた。

 ムガベ氏は今月上旬、後継が有力視されていたムナンガグワ氏を突如解任。妻のグレース氏に「禅譲」するためだったとされる。これにムナンガグワ氏を支持する軍幹部が反発。軍が15日、首都にある国営放送局を占拠するなど政府中枢を掌握し、ムガベ氏を自宅軟禁状態に置いていた。(ハラレ)


 【ハラレ=木村達矢】ロイター通信などによると、アフリカ南部ジンバブエの ムガベ大統領(93)は21日、議会の議長あてに辞表を提出し辞任した。

 議会は同日、ムガベ氏の弾劾(だんがい)手続きに着手していた。1980年の建国時から37年にわたり同国を独裁的な手法で統治してきたムガベ氏は、軍や側近らの離反を受けて辞任に追い込まれた。

 ムガベ氏は辞表の中で「円滑な権力移行を進めるため自発的に辞任する」と表明したという。

 ムガベ氏の辞任により、与野党が参加する暫定政権が設けられ、次期大統領選が行われる見通しだ。後任には、今月6日にムガベ氏に解任されたムナンガグワ前副大統領(75)が有力視されている。

 首都ハラレの議会周辺には大勢の市民が繰り出して、国旗を掲げたり、車のクラクションを鳴らしたりしてムガベ氏の辞任を歓迎している。


 ◇ムガベ大統領が辞任 37年間実権、独裁に幕

 【ハラレ小泉大士】植民地解放闘争の英雄として1980年の独立以来、37年間実権を握り続けてきたアフリカ南部ジンバブエのムガベ政権が崩壊した。自身の後継問題を巡って、長期独裁体制を支えた国軍の反発を招いて辞任に追い込まれた。

 ムガベ氏は93歳と高齢ながら意中の後継者を明確にせず、与党内では派閥争いが先鋭化していた。有力候補とみられた大物が政権を去る中、ここ数年で急速に影響力を拡大させてきたのが妻のグレース氏(52)だった。

 グレース氏は大統領就任の野心を隠さず、軍内からも支持を得るムナンガグワ前第1副大統領(75)と対立。ムガベ氏が今月6日、妻への政権移譲に道を開くためムナンガグワ氏の解任に踏み切ったことで、事態が急展開した。

 解放闘争を戦った40年来の盟友であるムナンガグワ氏をないがしろにしたムガベ氏の姿勢は、国軍には看過できなかったようだ。窮地に立たされたムガベ氏は、来年8月までの任期を全うしようと抵抗を続けたものの、多くの国民が集会で退陣を要求し、最後は与党からも見捨てられる形で、辞任を了承した。

 関係者の話からは、国軍が「ポスト・ムガベ」を見据えた準備を以前から進めていたことがうかがえる。国内経済は破綻状態が続いており、2008年の超インフレの再現が不安視されていた。ジンバブエ情勢に詳しい専門家は「兵士や公務員の給料も払えないような末期症状に加えて、ムガベ氏が身内びいきを鮮明にした」ことが国軍による事実上のクーデターにつながったと指摘している。


 【カイロ=佐藤貴生】ロイター通信は21日、ジンバブエ議会の議長が、ムガベ大統領(93)が辞意を表明したと語ったと伝えた。議会に宛ててムガベ氏の大統領辞任の意をしたためた書簡が提出されたとしている。議長は弾劾をめぐる審議を中断し、議員らは大きな喜びに沸いたとしている。

 ジンバブエ与党は21日、議会にムガベ氏の弾劾決議案を提出。審議が始まった直後の出来事だった。ロイターは順調に進めば週内にも解任されるとの見通しを示していた。軍が大統領を自宅で軟禁状態においてから約1週間で、ムガベ体制は崩壊する見通しとなった。ムガベ氏は1980年のジンバブエ独立と同時に首相に就任し、87年から大統領となった。世界最高齢の首脳とされた。


[ハラレ 21日 ロイター] - ジンバブエ議会のムデンダ議長は21日、ムガベ大統領(93)が辞任したことを明らかにした。

ムガベ氏は1980年の独立以来37年間実権を握っていたが、前週に軍が蜂起。同氏が辞任要求に応じなかったことを受け、与党のジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU─PF)は同氏に対する弾劾決議案を議会に提出し、議会で手続きが始まった直後にムガベ氏は辞任を表明した。

ムガベ氏は辞任を表明する書簡で後任は指名せず、ムデンダ議長は22日までに後任が決まるよう法的手続きを進めていることを明らかにした。

首都ハラレではムガベ氏の辞任を受け、車のクラクションを鳴らすなどして同氏の統治が終わったことを歓迎する国民の姿が見られた。

 【ワシントン=大木聖馬】トランプ米大統領は20日、北朝鮮をテロ支援国家に再指定すると発表した。

 米政府は1988年に北朝鮮をテロ支援国家に指定したが、ブッシュ政権時の2008年に解除した。テロ支援国家に指定されると、人道目的以外の経済支援停止など独自制裁が科される。

 テロ支援国家には、イラン、スーダン、シリアも指定されている。


 トランプ米大統領は20日午前(日本時間21日未明)、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定する方針を明らかにした。国際テロへの支援を繰り返す国に対し米政府が指定するもので、北朝鮮への経済援助や国際金融機関による融資の停止など取引が幅広く制限される。

 トランプ氏は記者団に対し、「北朝鮮は、他国での暗殺を含めて度重なり国際的なテロ行為を支援している」と語った。マレーシアで今年2月に起きた北朝鮮の金正恩キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏の殺害事件で、猛毒の神経剤「VX」が使われたことなどが「テロ行為」と認定したものとみられる。

 米国は、北朝鮮工作員による大韓航空機爆破事件後の1988年に「テロ支援国家」に指定。しかし2008年、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の進展を理由に、当時のブッシュ政権が解除していた。オバマ前政権が2014年、米映画会社への サイバー攻撃を「北朝鮮が国として行った」と断定したことを受け、再指定に向けた検討を進めたこともあった。(ワシントン=峯村健司)


 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで記者団に対し、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定することを決めたと発表した。

 テロ支援国への再指定は今年6月、北朝鮮に拘束されていた米国人大学生、オットー・ワームビアさんが昏睡状態で解放され、米国に帰国後間もなく死亡したことなどを受けた措置。

 トランプ氏は引き続き北朝鮮に最大限の圧力をかけていくことを強調。また、再指定を受けて財務省が21日、北朝鮮に対する大規模な追加制裁を発表することを明らかにした。

 「北朝鮮に対し、核・弾道ミサイル開発と国際テロの支援をやめるよう要求する」と語った。

 1969年にアメリカで発行、日本では1976年に発売された世界的ベストセラー絵本のボードブック版『ボードブック はらぺこあおむし』(作:エリック・カール/ 偕成社 1997年10月発売)が先週11/13付のオリコン週間"本"ランキングで0.3万部を売り上げ、累計売上が100.2万部に達していたことが明らかになった。

【写真】キティちゃんともコラボしている"はらぺこあおむし"

 発売開始からこれまでの発行部数が240万部というベストセラー作品であるが、2008年4月より発表している同ランキングにおいても、約9年間をかけ100万部を超えたことになる。BOOK(総合)部門での最高位は101位と、これまで一度もTOP100内にランクインはないものの、コンスタントにセールスを積み重ねての100万部突破という極めてまれな作品となった。

 なお、累計売上100万部突破は昨年10/31付でP.F.ドラッカー『マネジメント基本と原則 エッセンシャル版』(編訳・上田惇生/ダイヤモンド社 2001年12月発売)が記録して以来約1年ぶり31作目。ジャンル別「児童書」では、昨年9/12付で『だるまさんが』(かがくいひろし著/ブロンズ新社 2008年1月発売)が記録して以来2作目となる。

 同書は小さな「あおむし」が美しい蝶に成長するまでを描く。現在国内では著者:エリック・カール氏の原画展『エリック・カール展 The Art Of Eric Carle』が巡回しており、12月10日までは岩手県立美術館で開催されている。
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 【ソウル米村耕一】韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ、韓国南東部の慶尚北道浦項(ポハン)付近でマグニチュード(M)5.4の地震が発生した。震源は浦項市北区の北側9キロで、深さは9キロ。韓国メディアによると浦項市は同日午後8時現在、41人が重軽傷を負ったと発表。中央災難安全対策本部によると、住民約1300人が学校の体育館などに避難した。

 韓国では昨年9月に南東部の慶州(キョンジュ)付近で1978年に気象庁が観測を開始して以降で最大のM5.8の地震が起きており、それに次ぐ史上2番目の規模。

 聯合ニュースによると、浦項駅では水道管が破損し、駅舎が水浸しに。外壁が崩れるなど建物80棟が一部損壊した。また、浦項市内の1000世帯以上が一時停電となった。

 16日には日本の大学入試センター試験に当たる大学修学能力試験が予定されていたが、一部の試験会場も破損したため、教育省は試験の延期を決めた。


 【ソウル=名村隆寛】韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ(日本時間同)、韓国南東部の慶尚北道浦項(ポハン)付近でマグニチュード(M)5.4の地震があった。震源は浦項市北区の北9キロで、深さは9キロ。また、同49分にM3.6、午後3時にはM2.9、午後4時49分にはM4.6の余震がそれぞれ起きるなど、計10回の余震が観測された。

 韓国では昨年9月に、今回の地震の震源に比較的近い慶尚北道慶州(キョンジュ)で M5.8の地震が起きている。今回の地震は韓国観測史上では昨年に続き2番目の規模だった。

 地震による揺れは、慶尚北道や釜山(プサン)などだけでなく、ソウルでも観測された。震源地に近い浦項市一帯では、建物の壁やタイルが崩れたり、ヒビが入ったほか、ガラスが粉々に割れるなどの被害があった。また、教会の十字架が路上に落下したり、スーパーの棚に置かれた商品が落下し、散乱するなどの被害があった。原発での事故は報告されていない。

 韓国気象庁の午後5時の発表によれば、地震で7人が軽傷を負った。浦項市などでは住民らが緊急避難。大学では学生らが建物の外に出て、不安そうに広場で待機した。また、小中学校では児童、生徒が校庭に避難し、安全のために早退の措置をとった所もあったという。

 昨年の地震の教訓もあり、韓国では地震の緊急速報やテレビでの速報が速やかに出され、大きな混乱は伝えられていない。幼稚園の児童が教えられた通りに、カバンを頭に乗せて退避する様子などがテレビのニュースで放映された。

 韓国気象庁は当初、地震の規模をM5.5と速報したが、その後、修正した。



 【ソウル時事】韓国気象庁によると、15日午後2時半ごろ、同国南東部の慶尚北道浦項でマグニチュード(M)5.4の地震が発生した。

 韓国メディアによれば、負傷者は39人。韓国は地震が少なく、1978年の気象庁による観測開始以降、今回の地震は昨年9月に発生したM5.8に次いで2番目の規模。韓国政府は被害状況の把握を進めている。在韓日本大使館によると、日本人の被害者は確認されていない。

 韓国大統領府によると、文在寅大統領は補佐官らと会議を開催し、「緊張を解かず、政府が発信する行動要領に従ってほしい」と述べ、国民に冷静な対応を呼び掛けた。

 震源地は日本海に面する浦項市北区の北9キロ付近で、震源の深さは9キロ。同地域では最大M4.3の余震が断続的に続いた。浦項の地震発生地域から南約45キロ付近では月城原発が稼働しているが、原発運営会社「 韓国水力原子力」によれば、いずれも正常に運転している。 


【AFP=時事】韓国の南東部で15日午後、マグニチュード(M)5.4の地震が発生した。大規模な揺れが起きることが少ない同国では、観測史上2番目に強い地震だという。

【関連写真】地震の影響で損壊した建物

 首都ソウルを含む同国全土で揺れが感じられた今回の地震は、同国気象庁(Korea Meteorological Administration)によると、南東部の工業都市、浦項(Pohang)付近で現地時間午後2時半(日本時間同)ごろに発生。震源の深さは9キロ。

 朝鮮半島では規模の大きな地震は珍しいとされる。

 地元テレビ局が放映した写真や動画では、崩れ落ちた外壁や、住民の自宅内で激しく揺れる家具類などが捉えられている。

 聯合(Yonhap)ニュースは、地元にある原子炉は支障なく稼働しているとの、韓国水力原子力(KHNP)の職員らの話を伝えている。【翻訳編集】 AFPBB News


 【ソウル米村耕一】韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ、韓国南東部の慶尚北道浦項(ポハン)付近でマグニチュード(M)5.4の地震が発生した。震源は浦項市北区の北側9キロで、深さは9キロ。大きな人的被害は確認されていないが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は首席秘書官らを集めた緊急の会議を開いて対応を協議した。

 韓国では昨年9月に南東部の慶州(キョンジュ)付近で1978年に気象庁が観測を開始して以降で最大規模のM5.8の地震が起きており、それに次ぐ2番目の地震となった。ただ、震源が浅かったため、揺れは昨年9月の地震よりも大きく、震源地付近の建物でタイルが落ちたり、外壁にひびが入ったりするなどの被害が出ている。



 【ソウル=水野祥】15日午後2時29分頃、韓国南東部の浦項(ポハン)を震源とするマグニチュード(M)5・4の地震が発生した。

 同4時50分頃にもM4・6の地震が起きた。浦項市によると、同市内では落下物などで重傷者2人を含む39人のけが人が出た。

 韓国では大きな地震が起きるのは珍しく、韓国気象庁によると、1978年に観測を開始して以来、M5・8を記録した昨年9月の南東部の地震に次ぐ2番目の大きさだった。韓国全域で揺れが観測され、震源地周辺では、大学校舎の外壁が剥がれたり、住宅の窓ガラスが割れたりするなどの被害があった。

 在韓国日本大使館によると、15日午後9時半現在、在留邦人が被害に遭ったとの情報はない。韓国教育省は同日、16日に予定されていた日本の 大学入試センター試験にあたる「大学修学能力試験(修能)」を1週間延期し、23日に実施すると発表した。



 日本時間15日午後2時29分ごろに韓国の南東部慶尚北道浦項(ポハン)付近で発生した地震。

 震源が内陸のため津波は発生しませんでしたが、地震の規模を示すマグニチュード(M)5.4を記録しました。

 残っている記録を振り返ると、M5以上の地震が発生したのは、昨年2016年9月12日に発生した慶州地震キョンジュじしん)。
それより前となると1936年7月3日M5.0。実に80年くらい遡ることになります。

 なお日本付近では、M5以上の地震が【この1年だけで88回】も発生しています。日本では珍しくない規模ですが、韓国ではほとんど方が経験のない地震だということがわかります。

 現地の情報によると地震が発生した地域付近の原子力発電所や製鉄所などには大きな被害は出ていないものの、韓国全土で振動を感じたという報道もされているとのこと。

 地震発生地域から遠く離れているソウルのウェザーニュースオフィスでも揺れを感じたと、現地スタッフから報告が届いています。



 【ソウル時事】韓国教育省は15日、南東部の浦項で発生した地震を受け、16日に予定されていた日本の大学入試センター試験に相当する大学修学能力試験を1週間延期し、23日に実施すると発表した。

 試験会場に被害が出ており、金相坤副首相兼教育相は「受験生の安全を最優先にした決定だ」と理解を求めた。

 韓国メディアによると、災害の影響で同試験が延期されるのは初めて。

 「修能(スヌン)」と呼ばれる大学修学能力試験は、受験戦争の激しい韓国では一大行事となっている。騒音でリスニング試験に影響が出ないよう韓国政府が毎年、航空機の離着陸を統制したり、試験に遅刻しそうな生徒を警察が会場に送り届けたりするほど関係者は神経をとがらせる。 



気象庁によると、15日14:29頃、朝鮮半島南部・慶尚北道東海岸の浦項市付近を震源とするM5.5の地震があり、長崎県対馬市で震度2の揺れを観測しました。この地震による津波の心配はありません。
なお、M5.4と発表した韓国気象庁によると、1978年以降観測史上2番目の規模で、釜山をはじめソウルや大邱など、韓国国内の広域で揺れが観測され、震源地付近では建物の外壁が損壊するなどの被害が出ている模様です。また、この地震の前後にM3~2級の地震が相次いでいます。

朝鮮半島南部での顕著な地震活動記録は少なかったものの、2016年9月12日には慶尚北道慶州市付近の内陸を震源とするM5.2と、史上最大規模となったM5.8の地震が相次いで発生し( 慶州地震)、韓国国内で負傷者数十人、建物にも被害が出ています。

■発生事象(気象庁)
・発生日時 :11月15日14:29頃
・震源地  :朝鮮半島南部(北緯36.1度、東経129.5度)
・震源の深さ:約10km
・地震の規模:M5.5(推定)

■震度2以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度2】
・長崎県 :長崎対馬市峰町*

■韓国国内の状況
・慶北消防本部関係者「浦項で地震が3度発生し、現在市民からの通報や問い合わせが殺到している」〔朝鮮日報
・浦項市内では額縁が落ちたり、本棚から本が落ちたりするなど、強い揺れが観測された。余震も続いている。一部のマンションの住民らは緊急避難した〔聯合ニュース〕
・商業運転中の原発24基を運営する韓国水力原子力は地震による影響はないと発表〔 聯合ニュース
・韓国南部で発生した地震は余震が相次いでおり、ソウルや大邱、仁川など震源地から離れた場所でも強い揺れが観測されたと韓国メディア〔JX通信〕

・韓国気象庁によると、15日14:22にM2.2の地震を観測以後、M5.4の地震を挟んでM3級が2回、M2級が5回観測されている。

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【AFP=時事】(更新、写真追加)南アフリカ政府は15日、ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(93)が自宅軟禁下に置かれているとする声明を発表した。同日朝に南アのジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領がムガベ氏と話した際に、ムガベ氏が自宅軟禁されていると示唆したものの、元気でいると語ったという。

【写真】皇居を訪れた際のジンバブエのムガベ大統領夫妻

 クーデターの可能性が観測されているジンバブエでは、軍が国家権限を掌握したとみられている。

 南ア政府の声明によると、すでにズマ大統領は南部アフリカ開発共同体(SADC)議長としてジンバブエに特使を派遣するという。

 ジンバブエの隣国である大国、南アフリカにはジンバブエからの移民が多数暮らしている。【翻訳編集】 AFPBB News


 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ南部ジンバブエの首都ハラレで14日夜から15日未明、国軍兵士が国営放送局を占拠した。AFP通信などによると、市内各所に装甲車両が展開、複数の爆発音が聞かれた。世界最高齢の国家首脳であるムガベ大統領(93)が自身の後継問題で第1副大統領を解任したことに軍が反発し、事実上のクーデターに踏み切ったとみられる。

 国軍報道官がその後、テレビ放送で声明を読み上げ「大統領周辺の犯罪者」を標的とした行動だと説明した。市内のムガベ氏の自宅周辺で銃撃戦が起きたとの情報もあるが「大統領とその家族は安全だ」という。隣国・南アフリカのズマ大統領は15日に声明で、ムガベ氏と話したと述べ「自宅軟禁状態だが無事」と伝えられたと明かした。ズマ氏はまた、南ア国防相らをジンバブエに派遣し、ムガベ氏や国軍と事態収束に向け協議させる考えを示した。

 ロイター通信によると、ムガベ氏の妻グレース氏(52)に近いチョムボ財務相らが国軍に身柄を拘束された。ジンバブエの最大野党「民主変革運動(MDC)」は「平和的な民主主義への回帰」を求めている。ロイターによると、ムガベ氏の固い支持基盤である退役軍人組織の幹部が15日、ムガベ氏の退陣を支持。軍には追い風になりそうだ。

 ムガベ氏は6日、「不誠実な態度を取った」としてムナンガグワ第1副大統領(75)を突然解任。これに対し国軍のチウェンガ司令官は13日、記者会見し「粛清をやめなければ軍は介入せざるを得ない」と異例の声明を発表していた。

 現地からの情報によると、国会や政府庁舎がある市内中心部への幹線道路は国軍の装甲車両などによって封鎖され、各所に兵士が配置されている。人通りは少なく、国軍が占拠した放送局は独立前の解放闘争の歌を流している。

 市民のジェームズ・サカラさん(58)は「ムガベ大統領や妻はこの国を私物化していた」と批判し国軍の行動を歓迎。「待ち焦がれた変化の時がようやく訪れた」と話した。一方で治安悪化を心配する市民も多く、銀行には預金を引き出そうとする人々が行列を作っている。法律事務所勤務のアン・ニャシャヌさん(28)は「クーデターの情報は知っていたが、まさか兵士があちこちにいるとは」と不安げだった。

 ◇ムガベ長期政権--93歳の独裁者、妻後継模索に軍反発

 ムガベ大統領(93)は「独立の英雄」として支持を集めたが、今世紀に入ってから独裁色を強めて国際的な批判を浴びるなど長期政権の弊害が浮き彫りになっていた。妻に指導者の座を譲る動きを見せたことが引き金となり、ムガベ氏を支えてきた国軍がついに反旗を翻した格好だ。

 植民地解放闘争を率いたムガベ氏は1980年の独立時に首相、87年に大統領に就任。独立以来37年間実権を掌握してきた。当初は親欧米路線を堅持。農業や教育などに力を入れて指導者として高い評価を得たが、2000年以降は白人農地を強制収用して黒人農民に分配するなど拙速な土地改革が引き金となって欧米との関係が悪化。支援国からの援助が途絶え経済が崩壊した。一時は年2億%の超インフレに見舞われ、数百万人の国民が職を求めて近隣諸国に逃れた。

 08年の大統領選では、第1回投票で野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長の得票がムガベ氏を上回ったが、大統領派が野党支持者らを襲撃し多数の死傷者が出て、ツァンギライ氏は決選投票からの撤退に追い込まれた。

 ムガベ氏自身は18年の大統領選での7選に意欲を示してきたが、高齢のため与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)内では後継者争いが激化。ムガベ氏の妻グレース氏(52)を推すグループとムナンガグワ前第1副大統領(75)派が対立していた。【ヨハネスブルク小泉大士】


 【ロンドン矢野純一】アフリカ南部ジンバブエでの政変を巡り、旧宗主国の英国は情報収集を急ぐと共に、15日、首都ハラレなどに滞在する英国人に対し、外出を控えて自宅待機するよう呼びかけた。英BBCなどは、刻々と変わるジンバブエの状況を速報で伝え、トップニュースで取り上げている。

 ジョンソン英外相は英BBCに対し「安定した政権移行が重要だ」として、暴力を伴った衝突を回避することを求めた。英外務省は、ジンバブエ情勢を「軍が通常とは異なる動きを見せており、政治状況が不安定化している」と指摘。在ジンバブエの英国人に対し、不測の事態に備えて自家用車の燃料を満タンにし、予備燃料も用意するよう呼びかけた。

 英国には、約12万人のジンバブエからの移民が暮らし、ムガベ政権から弾圧を受けた野党支持者なども多い。

 大統領選でムガベ氏と対決してきた野党候補の元アドバイザーで英国在住のマガイサ氏はブログで「ムガベ王朝の終焉(しゅうえん)だ」と明言。「野党側は近い将来行われる選挙に向けて準備を始める」と述べた。

 ジンバブエは1980年に英国から独立。独立運動を率い首相に就任したムガベ氏は当初、黒人と、英国系を中心とする白人との融和を訴え、英国からも評価された。

 しかし、白人の農地を接収し黒人農民に分配する土地改革などを巡り対立。英国は2002年に経済制裁を科し、大統領選挙のたびに不正があったとして非難してきた。人権を侵害し、民主化プロセスを無視したとして、08年にはムガベ氏に1994年に与えた「ナイト」の称号を剥奪した。

 【ことば】ジンバブエ

 人口約1600万人。最大民族はショナで、次いでヌデベレ。少数白人支配の「ローデシア」を経て、1980年4月に英国から独立した。ムガベ氏は白人政権に対するゲリラ闘争を率いた一人で独立の英雄。独立後しばらくは高い経済力を誇っていたが、政権の腐敗や白人農地を接収する土地改革を巡る欧米からの制裁などで経済は失速した。ジンバブエはショナ語で「石の家」という意味で、この地域に巨大な石像遺跡を残した中世のジンバブエ王国に由来する。


 アフリカ南部ジンバブエで15日、軍が首都ハラレにある国営放送局を占拠した。また、長期にわたって強権政治を続けるムガベ大統領は自宅で軟禁されているという。

 首都ハラレでは15日、軍が市内に展開し、国営放送局を占拠した。その後、軍は、「今回の行動は大統領周辺の犯罪者を標的としたもので、ムガベ大統領とその家族は無事だ」などと声明を出す一方、クーデターではないと主張している。

 また、イギリスのBBCなどは、ムガベ大統領が自宅で軟禁されていると伝えている。

 ジンバブエでは来年に大統領選挙が予定されているが、有力候補の第1副大統領は今月、突然解任され、ムガベ大統領の妻グレース氏が後継に浮上していた。

 BBCは、第1副大統領の解任に反発した軍が事実上の「クーデター」を起こしたと伝えていて、1980年の独立以来、権力を握り続けるムガベ大統領が退陣に追い込まれる可能性も出ている。


 【カイロ=佐藤貴生】英スカイニューズ(電子版)は15日、アフリカ南部ジンバブエで軍クーデターにより自宅に監禁されたムガベ大統領(93)の妻で、同氏の後継候補とされるグレース氏(52)がナミビアに逃亡したとの情報があると伝えた。

 一方で、グレース氏はムガベ氏とともに軍の監視下にあるとも伝えられており、情報が錯綜している。

 グレース氏は、豪奢な生活ぶりから、高級ブランドにちなんで「グッチ・グレース」などと呼ばれている。


 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで15日未明(日本時間同日午前)、首都ハラレの国営放送局が兵士らに占拠された。

 首都の政府施設や議会、裁判所も軍によって封鎖され、クーデターの可能性がある。ムガベ大統領(93)は隣国南アフリカのズマ大統領に電話で、自宅軟禁下に置かれたようだと説明した。国軍将校はテレビを通じて声明を出し、大統領周辺の「犯罪者」を標的に行動を起こしたとし、「任務が完了し次第、状況は正常に戻るだろう」と強調した。

 国軍は声明で「政府を軍が乗っ取ったのではない」と述べた。大統領とその家族は無事だという。ただ、ジンバブエでは先週、大統領がムナンガグワ副大統領(75)を突然解任。副大統領に近い国軍のチウェンガ司令官(61)が大統領を公然と批判するなどして不穏な空気が漂っていた。

 現地からの報道では、首都の主要道路には軍の装甲車両が展開。AFP通信は15日、首都郊外の大統領邸近くに住む住民が「午前2時すぎ、30~40発の銃声が聞こえた。3~4分続いた」と話したと報じた。「爆発音が聞こえた」という証言もある。

 英外務省や在ハラレ米大使館はそれぞれ自国民向けに声明を出し、安全な場所を離れないよう指示した。ジョンソン英外相は「状況がどのように展開するか不明だ」と懸念を示した。 
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