[映画.com ニュース] 10月20日~21日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。3本が初登場したが、幸福の科学出版による長編アニメ「宇宙の法 黎明編」が好調を維持し、2週連続で首位を獲得。週末2日間で動員10万8000人、興収1億3400万円をあげ、累計興収は4億円を突破した。このヒットを記念して、千眼美子のアフレコ映像が解禁されている。

 10月19日公開の新作「億男」は2位スタートとなった。同作は、映画プロデューサー・川村元気氏の同名ベストセラー小説を佐藤健高橋一生の共演、大友啓史監督で映画化。全国299スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万9000人、興収1億2000万円をあげた。これは2016年10月に公開され、最終興収10.7億円を記録した佐藤主演「何者」の興収比65.9%の成績。まずは興収5億円超えが見込める出足となった。

 平日も好調で、先週18日に興収3億円を突破した「日日是好日」が3位。週間の動員では断トツの1位となっている。

 新作では他に、19日より公開の「魔法少女リリカルなのは Detonation」が6位に初登場。人気アニメ「魔法少女リリカルなのは」の劇場版4作目で、前作「魔法少女リリカルなのは Reflection」とあわせた完全新作の劇場版2部作の後編となる。

 そして、「名探偵コナン ゼロの執行人」4D版の3週間限定上映が19日よりスタートし、9位にランクインした。今年4月13日より公開された同作は、劇場版「名探偵コナン」シリーズ最大のヒットを記録。今回の4D版上映で累計興収は88億円を突破した。入場者プレゼントとして安室透のボイスメッセージとポストカードセットが全国で合計10万人に配布されることから、さらに興収記録を伸ばしそうだ。

 なお、快進撃を続けてきた「カメラを止めるな!」は圏外の11位に後退したが、公開120日目の20日に累計動員200万人、興収28億円を超えている。



 10月20~21日の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『宇宙の法 ―黎明編―』が、週末土日動員10万8000人、興収1億3400万円をあげ、2週連続で首位に輝いた。

【写真】写真で見る「10月20日~10月21日全国映画動員ランキング」


 2位は、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督&佐藤健主演の最新作『億男』が、初週土日動員8万9000人、興収1億2000万円をあげ初登場。

 3位は、先週から順位を一つ落としたものの『日日是好日』がランクイン。平日の稼働が良く、週間動員数では断トツの1位という結果になっている。4位は先週の3位からワンランクダウンの『ルイスと不思議の時計』。

 そのほか、初登場組は、アニメ映画『魔法少女リリカルなのは Detonation』が6位、また今年4月に公開され、興収86億円を突破する大ヒットを記録した『名探偵コナン ゼロの執行人』の4D版が、9位にランクイン。合算した累計興収は88億円を突破し、歴代興収ランキングは52位となった。

 公開18週目を迎えた『カメラを止めるな!』は、11位とランク外に落ちてしまったが、公開から120日目となった10月20日に、累計動員200万人を突破し、興収も28億円を超えた。

 10月20日~10月21日全国映画動員ランキングは、以下の通り。

第1位:宇宙の法 ―黎明編―
第2位:億男
第3位:日日是好日
第4位:ルイスと不思議の時計
第5位:プーと大人になった僕
第6位:魔法少女リリカルなのは Detonation
第7位:クワイエット・プレイス
第8位:劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~
第9位:名探偵コナン ゼロの執行人 4D
第10位:パーフェクトワールド 君といる奇跡



夏休みと年末の狭間の閑散期にあたり大作の公開が少ない10月は、言い換えれば、どの作品にもチャンスがある時期だが、20・21日の週末動員ランキングは『宇宙の法―黎明編―』が2週連続の首位に輝いた。

【写真を見る】『カメラを止めるな!』が公開18週目にしてついに…!

■ 『宇宙の法』V2達成!コナンも4Dでカムバック!

新TVアニメの放送開始や「アニメフィルムフェスティバル東京2018」の開催など、アニメ関連のニュースがメディアを賑わせている10月。動員ランキングもアニメ作品の強さが目立ち、『宇宙の法―黎明編―』が、土日2日間で動員10万8000人、興収1億3400万円をあげてV2を達成、アニメ作品が4週連続の首位を守る結果となった。

他のアニメ作品では、人気TVアニメの劇場版第4弾で前作『魔法少女リリカルなのは Reflection』(17)の後編にあたる『魔法少女リリカルなのは Detonation』が初登場で6位にランクイン。前作に引き続き、田村ゆかり水樹奈々ら豪華声優陣が集結していることでも話題を集めている。また本作は、4種類からランダムで配布されるイラスト色紙の入場者プレゼントや作品のフィルムがもらえるリピーターキャンペーンも実施。SNS上には、全種類集めるため「11回観た」という猛者もいるようで、特典が好成績につながっているようだ。

9位には、4月に公開されると興収86億円を突破しシリーズ最大のヒットとなった『名探偵コナン ゼロの執行人』の4Dバージョンがランクイン。この成績により、累計興収は88億円を超え、歴代興収ランキングで52位に順位を上げている本作。3週間限定公開とのことだが、通常よりやや料金が高い4Dということもあり、今年最大のヒット作『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の91.8億円(※10月21日時点)にどこまで迫れるだろうか?

■ 口コミで話題の2作は次週に注目!

快進撃を続けてきた『カメラを止めるな!』は、僅差の11位でついにトップ10から陥落。わずか2館での上映開始から口コミで火がつき、劇場数が増えると7週目にしてランキング入りし、その後トップ10を守り続けていたが、18週目にしてついにランク外という結果となった。

しかしながら、公開から120日目にあたる10月20日(土)には、累計動員200万人を突破。10月25日(木)から始まる「第31回東京国際映画祭」のJAPAN NOW部門で上映が決定しており、これを機に盛り返す可能性も十分に考えられる。

またランク外ではあるが、新海誠監督や漫画家の奥浩哉ら著名人が絶賛ツイートをするなど、こちらも口コミで話題を集めている『若おかみは小学生!』は、ここにきて全国の劇場で再上映が始まる異例の事態に。圧倒的な大作の公開がないだけに、次週これらの作品がランキングに食い込んでくるかにも注目してみたい!(Movie Walker・文/トライワークス)



 アニメ「夏目友人帳」の初の長編劇場版「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」(大森貴弘総監督、伊藤秀樹監督)が9月29日の公開から4週目を迎え、観客動員数が50万人を突破したことが23日、明らかになった。21日の段階で累計動員数が約53万人、興行収入が約7億2505万円を記録するなどヒットしている。ヒットを受けて、80館以上のセカンドラン上映も決まった。

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 「夏目友人帳」は、月刊マンガ誌「LaLa」(白泉社)で連載中の緑川ゆきさんのマンガが原作。祖母から受け継いだ妖怪との契約書の束「友人帳」を見つけた夏目貴志が、ニャンコ先生と共に、友人帳に書かれた妖怪たちに名前を返す……というストーリー。テレビアニメ第1期が2008年7~9月に放送。第6期「陸(ろく)」が17年4~6月に放送された。

 劇場版は、9月29日に136館で公開され、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)の週末2日間(29、30日)の動員数で1位になった。