[映画.com ニュース]11月に入った全米ボックスオフィス。先週末は新作3作が上位を独占し、約5000万ドルのオープニング興収を上げた「ボヘミアン・ラプソディ」が首位デビューを飾った。

 同作は、英ロックバンド・クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記ミュージカルドラマ。孤独な少年だったフレディとバンドとの出会いや、「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間などが描かれる。出演はフレディに「ナイト ミュージアム」やTVシリーズ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」で知られるラミ・マレックのほか、ルーシー・ボーイントン、ジョセフ・マッゼロ、マイク・マイヤーズ。製作総指揮に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「JFK」「ヒート」「ファイトクラブ」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 のアーノン・ミルチャン。製作を「ディパーテッド」のグレアム・キングが務めた。

 約2000万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは「くるみ割り人形と秘密の王国」。チャイコフスキーの三大バレエの一つ「くるみ割り人形」をディズニーが実写映画化したファンタジー大作。母親の死によって心を閉ざした少女クララが不思議な世界に迷い込み、くるみ割り人形のフィリップとともに冒険を繰り広げるストーリー。主人公の少女クララに「インターステラー」のマッケンジー・フォイ。共演にキーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン、リチャード・E・グラント、エウヘニオ・デルベス。ベテラン監督の2人ラッセ・ハルストレムとジョー・ジョンストンが共同でメガホンをとった。

 OP興収約1400万ドルで初登場3位となったのはティファニー・ハディッシュ主演のコメディ「Nobody's Fool」。1人は広告会社の重役になり、もう1人は刑務所から出所したばかりという正反対の人生を歩んできた姉妹が織りなすドタバタコメディ。共演にチカ・サンプター、ウーピー・ゴールドバーグ。監督は「マデアおばさん」シリーズのタイラー・ペリー。

 今週末は「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズ最新作「蜘蛛の巣を払う女」に、イルミネーション・スタジオの最新アニメ「グリンチ」、そしてJ・J・エイブラムス製作のアクションホラー「Overlord」などが公開となる。



 先週末(11月2日~11月4日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が業界の予想を上回る興行収入5,106万1,119ドル(約56億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

クイーンの名曲誕生の瞬間!『ボヘミアン・ラプソディ』特別映像

 本作の製作が最初にアナウンスされたのは8年前で、主演、監督がたびたび変更になるなどトラブルが絶えなかったが、そんなことを一切感じさせない作品の出来に観客の満足度も高い。競合となる作品もしばらく出てこないため、今後の興行に期待がかかる。フレディ・マーキュリーには、テレビドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のラミ・マレックがふんした。

 ディズニーがバレエ作品として有名な「くるみ割り人形」を実写化したファンタジー『くるみ割り人形と秘密の王国』は、手堅く興収2,035万2,491ドル(約22億円)を上げて2位デビュー。タイラー・ペリー監督のR指定ロマンチックコメディー『ノーバディーズ・フール(原題) / Nobody's Fool』は興収1,374ドル3,111ドル(約15億円)で初登場3位だった。今年2月以来久々に、トップ3が全て新作となった形だ。

 今週末は、ベネディクト・カンバーバッチが声優を務めたアニメーション映画『グリンチ』や、ベストセラー小説「ミレニアム」シリーズの映画版最新作『蜘蛛の巣を払う女』などが公開される。(編集部・市川遥)

11月2日~11月4日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ボヘミアン・ラプソディ』
2(初)『くるみ割り人形と秘密の王国』
3(初)『ノーバディーズ・フール(原題) / Nobody's Fool』 
4(2)『アリー/スター誕生』
5(1)『ハロウィン(原題)』
6(3)『ヴェノム
7(8)『スモールフット』
8(4)『グースバンプス2:ホーンテッド・ハロウィーン(原題) / Goosebumps 2: Haunted Halloween』
9(5)『ハンター・キラー(原題) / Hunter Killer』
10(6)『ザ・ヘイト・ユー・ギブ(原題) / The Hate U Give』



11月9日に日本公開を迎えるクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』だが、アメリカにおいて音楽系の伝記映画歴代2位のオープニング興収を記録したことが明らかになった。

同映画はイギリスで10月に、アメリカで現地時間11月2日に封切られた。

現地時間11月4日に「CNN」で報じられた時点では北米での興行収入がすでに5000万ドル(約56億円)に到達しており、週末の興行収入北米1位を獲得。全世界の興行収入は1億4000万ドル(約160億円)を突破しているとのことだ。

「NME」によると、これにより『ボヘミアン・ラプソディ』は、公開後の週末で6020万ドル(約68億円)の興収を上げた『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)に続く記録を樹立。音楽系の伝記映画としては、歴代2位の快挙を達成した。



[ロサンゼルス 4日 ロイター] - バラエティ・ドット・コムによると、週末の北米映画興行収入ランキングは、英バンド「クイーン」のボーカルだった故フレディ・マーキュリーを描いた「ボヘミアン・ラプソディ」(日本公開11月9日)が5000万ドル(約56億5700万円)を稼ぎ、初登場で首位となった。

ミュージシャンを描いた映画としては過去2番目となる好調なスタートを切った。これまでのトップは2015年の「ストレイト・アウタ・コンプトン」。

マーキュリーを演じるのは、テレビドラマ「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」への出演などで知られるラミ・マレック。

海外興収は7200万ドルだった。米国の前週に公開された英国でも、初週末の興収が1220万ドルと高水準を記録しており、これまでの世界興収は1億4170万ドルに達している。

2位はディズニーの「くるみ割り人形と秘密の王国」(同11月30日)で、2000万ドルと予想の下限付近のさえない数字となった。

チャイコフスキー作曲のバレエ作品で知られる「くるみ割り人形」を実写化した作品。マッケンジー・フォイが主人公の14歳の少女クララを演じる。

ディズニーは、クリスマスシーズンが近づけば家族向けの作品として人気が上向くと期待している。

3位はタイラー・ペリー監督のコメディ「Nobody's Fool(原題)」で1370万ドルを稼いだ。

人気急上昇のコメディ女優、ティファニー・ハディッシュが単独主演したが、ペリーの映画としては低い興収となった。

4位はレディー・ガガ主演映画「アリー/スター誕生」(日本公開12月21日)で1110万ドル。

5位は先週首位だったデビッド・ゴードン・グリーン監督によるホラー映画「Halloween」で、1100万ドルを稼いだ。