前作「MIC Drop」の初週累計を7万枚超上回り、初週526,274枚を売り上げたBTS (防弾少年団)「FAKE LOVE」が、シングル1位、ダウンロード86位、ストリーミング18位、ルックアップ3位、Twitter9位、ラジオ56位、動画再生23位と、シングル・ポイントが牽引する形で“JAPAN HOT100”総合首位となった。また、Twitter1位となったのは、同シングル収録の「Airplane pt.2」。こちらは動画再生回数11位で、「FAKE LOVE」をTwitterと動画で上回る初動となり、総合25位につけている。

 前週ラジオ解禁、当週ダウンロード解禁となったback number「オールドファッション」は、ダウンロード1位、ラジオ16位(前週9位)、Twitter51位で、総合では81位から4位にジャンプアップし、相変わらずの訴求力の強さを見せつけた。シングル・リリースを11月21日に控え、勢いを維持することとなるか、今後のチャート・アクションに注目だ。

 夏から秋にかけて長期間チャート上位を維持していたDA PUMP「U.S.A.」が徐々に後退して総合7位となっている。当週はTWICEの新曲「YES or YES」が、いきなり動画再生数9,890,892回をマークして1位、「U.S.A.」は6,196,860回で2位となった。「U.S.A.」の再生数自体は前週とほぼ変わらないものの、新曲「YES or YES」の勢いに後塵を拝した格好だ。また、あいみょん「今夜このまま」に2週連続でストリーミング1位を奪われ、当週では「YES or YES」がストリーミングでも2位となり、「U.S.A.」は3位となった。DA PUMPは『第69回NHK紅白歌合戦』への出演も決まり、今年の代表曲として「U.S.A.」にスポットが当たるであろうことから、更なるポイントの積み上げは確実視されるものの、それまで上位を維持できるか、今後の展開にこちらも注目だ。


◎【JAPAN HOT100】トップ20
1位「FAKE LOVE」BTS (防弾少年団)
2位「Flamingo」米津玄師
3位「Lemon」米津玄師
4位「オールドファッション」back number
5位「YES or YES」TWICE
6位「UNION」OxT
7位「U.S.A.」DA PUMP
8位「GOOD and EVIL」UVERworld
9位「今夜このまま」あいみょん
10位「帰り道は遠回りしたくなる」乃木坂46
11位「Catch up, latency」UNISON SQUARE GARDEN
12位「風をみつめて」コブクロ
13位「TEENAGE RIOT」米津玄師
14位「プロローグ」Uru
15位「Chapter II」SUPERNOVA
16位「天道虫」THE YELLOW MONKEY
17位「獣ゆく細道」椎名林檎と宮本浩次
18位「DEATH RESPECT」ヒプノシスマイク(MAD TRIGGER CREW・麻天狼)
19位「Office Love」SOLIDEMO
20位「BAAM」MOMOLAND



 2018年11月19日付(集計期間:2018年11月5日~11月11日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、My Hair is Badの最新作『hadaka e.p.』が総合首位を獲得した。

 2017年11月にリリースされた3rdフルアルバム『mothers』以来、約1年ぶりの新作となる『hadaka e.p.』は、全5曲入りのEP作品。初週20,999枚を売り上げてフィジカル・セールス3位、2,377DLを売り上げてデジタル・セールス4位、ルックアップ6位と全指標が高ランクで、総合ではトップに立った。My Hair is Badの当チャート最高位は『mothers』の2位だったので、今回が自身初の総合アルバム首位獲得となる。

 アプリ・ゲーム『A3!』のミニアルバム・シリーズ第3弾『A3! VIVID AUTUMN EP』と『A3! VIVID WINTER EP』は、それぞれ初週27,595枚、24,667枚を売り上げてフィジカル・セールス1位、2位を独占していたが、ダウンロードでは100位内チャートインを逃し、それぞれ総合2位、3位に入った。また、同シリーズ作品から、10月にリリースされた『A3! VIVID SPRING EP』が47位、『A3! VIVID SUMMER EP』が51位にまで、どちらも前週から順位を大きく上げている。

 総合4位には、ザ・ビートルズが1968年に発表し、11月9日に“50周年記念エディション”としてリリースされたアルバム『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』がエントリー。デモや未発表音源を多数収録しているほか、形態によってはブックレットやポスター、ポートレート写真などが付属していることもあって、18,216枚を売り上げて4位に入ったフィジカル・セールスが総合順位を牽引した。

 クイーンの初代ヴォーカリストで、1991年に亡くなったフレディ・マーキュリーの生き様を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月9日に日本公開となったことを受けて、映画のオリジナル・サウンドトラック『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』が総合6位をマーク。2,404DLを売り上げて3位となったデジタル・セールスが牽引し、総合順位を前週の30位から大きくジャンプアップさせた。10月19日に全世界同時発売された本作は、10月29日付チャートで31位に初登場、4週目のチャートインにして初のトップ10入りを果たしてみせた。

 なおクイーンは今回、総合13位に『クイーン・ジュエルズ』、33位に『グレイテスト・ヒッツ』をチャートインさせており、映画のサントラを含めると、全3作を100位内に送り込んでいる。


◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『hadaka e.p.』My Hair is Bad
2位『A3! VIVID AUTUMN EP』(ゲーム・ミュージック)
3位『A3! VIVID WINTER EP』(ゲーム・ミュージック)
4位『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』ザ・ビートルズ
5位『BOOTLEG』米津玄師
6位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
7位『YES or YES』TWICE
8位『重力と呼吸』Mr.Children
9位『Life In The Sun』HEY-SMITH
10位『初恋』宇多田ヒカル
11位『TAEMIN』テミン
12位『メカクシティリロード』じん
13位『クイーン・ジュエルズ』クイーン
14位『NOT IDOL』BILLIE IDLE
15位『ケツノポリス11』ケツメイシ
16位『アンコール』back number
17位『シミュレーション・セオリー』ミューズ
18位『女優姉妹』吉澤嘉代子
19位『笑顔。』安野希世乃
20位『うたいろ』吉岡聖恵



 2018年11月19日付(11月5日~11月11日集計)のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”は、back numberの「オールドファッション」が62,927DLで堂々の首位デビューを飾った。

 ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』の主題歌に起用されている「オールドファッション」は、11月21日にリリースされるフジカル盤に先駆け、11月9日にデジタル解禁。金曜日に発売されたこともあり、集計期間は週末を含む3日間のみだったが、2位以下に大差をつけての首位獲得となった。DLに加え、エアプレイでもポイントを稼ぎ、総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”では前週81位から急上昇し、当週首位のBTS (防弾少年団)の「FAKE LOVE」、米津玄師の「Flamingo」と「Lemon」に続き、4位につけている。

 48,095DLを獲得し、2位に初登場したのは、OxTによるTVアニメ『SSSS.GRIDMAN』のオープニング主題歌「UNION」。Twitterやルックアップでもポイントを積み上げ、“JAPAN HOT100”では6位初登場となった。なお、カップリング曲の「夢のヒーロー」は“Download Songs”16位に初登場している。

 この2曲以外に、THE YELLOW MONKEY「天道虫」(6位)、乃木坂46「帰り道は遠回りしたくなる」(7位)、ヒプノシスマイク(MAD TRIGGER CREW・麻天狼)「DEATH RESPECT」(8位)の計5曲が当週はTOP10デビューを果たしている。乃木坂46の「帰り道は遠回りしたくなる」は、デジタル配信スタートを受け、“JAPAN HOT100”では前週61位から当週TOP10入りを果たしている。


◎【Download Songs】トップ10
1位「オールドファッション」back number(62,927ダウンロード)
2位「UNION」OxT(48,095ダウンロード)
3位「Flamingo」米津玄師(45,828ダウンロード)
4位「Lemon」米津玄師(33,802ダウンロード)
5位「プロローグ」Uru(29,171ダウンロード)
6位「天道虫」THE YELLOW MONKEY(24,906ダウンロード)
7位「帰り道は遠回りしたくなる」乃木坂46(22,045ダウンロード)
8位「DEATH RESPECT」ヒプノシスマイク(MAD TRIGGER CREW・麻天狼)(21,888ダウンロード)
9位「TEENAGE RIOT」米津玄師(19,547ダウンロード)
10位「Over "Quartzer"」Shuta Sueyoshi feat.ISSA(17,398ダウンロード)



 『MIC Drop/DNA/Crystal Snow』以来、約11か月ぶりとなるSG、BTS (防弾少年団)『FAKE LOVE/Airplane pt.2』が、初動3日間で422,376枚、その後10万枚超を売り伸ばし、初週累計で526,274枚を売り上げ、週間シングル・セールス・チャート首位を獲得した。前作の初週累計は453,721枚で、それよりも7万枚超の伸びを見せる初週スタートとなっている。

 前週1位の米津玄師『Flamingo/TEENAGE RIOT』は、当週15,790枚を売り上げて同7位に。発売以来累計で255,867枚と、25万枚を突破した。大きく旧作も動いた前週に比べると、当週は徐々に沈静化の方向となり、『Lemon』は当週5,302枚セールスで同12位から16位にダウン。とは言え発売以来累計で393,436枚と、こちらは40万枚突破目前だ。

◎Billboard JAPAN Top Singles Sales
(2018年11月5日~11月11日までの集計)
1位『FAKE LOVE/Airplane pt.2』BTS (防弾少年団) 526,274枚
2位『GOOD and EVIL/EDENへ』UVERworld 31,875枚
3位『Chapter ?』SUPERNOVA 31,605枚
4位『Catch up, latency』UNISON SQUARE GARDEN 27,410枚
5位『風をみつめて』コブクロ 27,132枚