【ソウル米村耕一】韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ、韓国南東部の慶尚北道浦項(ポハン)付近でマグニチュード(M)5.4の地震が発生した。震源は浦項市北区の北側9キロで、深さは9キロ。韓国メディアによると浦項市は同日午後8時現在、41人が重軽傷を負ったと発表。中央災難安全対策本部によると、住民約1300人が学校の体育館などに避難した。

 韓国では昨年9月に南東部の慶州(キョンジュ)付近で1978年に気象庁が観測を開始して以降で最大のM5.8の地震が起きており、それに次ぐ史上2番目の規模。

 聯合ニュースによると、浦項駅では水道管が破損し、駅舎が水浸しに。外壁が崩れるなど建物80棟が一部損壊した。また、浦項市内の1000世帯以上が一時停電となった。

 16日には日本の大学入試センター試験に当たる大学修学能力試験が予定されていたが、一部の試験会場も破損したため、教育省は試験の延期を決めた。


 【ソウル=名村隆寛】韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ(日本時間同)、韓国南東部の慶尚北道浦項(ポハン)付近でマグニチュード(M)5.4の地震があった。震源は浦項市北区の北9キロで、深さは9キロ。また、同49分にM3.6、午後3時にはM2.9、午後4時49分にはM4.6の余震がそれぞれ起きるなど、計10回の余震が観測された。

 韓国では昨年9月に、今回の地震の震源に比較的近い慶尚北道慶州(キョンジュ)で M5.8の地震が起きている。今回の地震は韓国観測史上では昨年に続き2番目の規模だった。

 地震による揺れは、慶尚北道や釜山(プサン)などだけでなく、ソウルでも観測された。震源地に近い浦項市一帯では、建物の壁やタイルが崩れたり、ヒビが入ったほか、ガラスが粉々に割れるなどの被害があった。また、教会の十字架が路上に落下したり、スーパーの棚に置かれた商品が落下し、散乱するなどの被害があった。原発での事故は報告されていない。

 韓国気象庁の午後5時の発表によれば、地震で7人が軽傷を負った。浦項市などでは住民らが緊急避難。大学では学生らが建物の外に出て、不安そうに広場で待機した。また、小中学校では児童、生徒が校庭に避難し、安全のために早退の措置をとった所もあったという。

 昨年の地震の教訓もあり、韓国では地震の緊急速報やテレビでの速報が速やかに出され、大きな混乱は伝えられていない。幼稚園の児童が教えられた通りに、カバンを頭に乗せて退避する様子などがテレビのニュースで放映された。

 韓国気象庁は当初、地震の規模をM5.5と速報したが、その後、修正した。



 【ソウル時事】韓国気象庁によると、15日午後2時半ごろ、同国南東部の慶尚北道浦項でマグニチュード(M)5.4の地震が発生した。

 韓国メディアによれば、負傷者は39人。韓国は地震が少なく、1978年の気象庁による観測開始以降、今回の地震は昨年9月に発生したM5.8に次いで2番目の規模。韓国政府は被害状況の把握を進めている。在韓日本大使館によると、日本人の被害者は確認されていない。

 韓国大統領府によると、文在寅大統領は補佐官らと会議を開催し、「緊張を解かず、政府が発信する行動要領に従ってほしい」と述べ、国民に冷静な対応を呼び掛けた。

 震源地は日本海に面する浦項市北区の北9キロ付近で、震源の深さは9キロ。同地域では最大M4.3の余震が断続的に続いた。浦項の地震発生地域から南約45キロ付近では月城原発が稼働しているが、原発運営会社「 韓国水力原子力」によれば、いずれも正常に運転している。 


【AFP=時事】韓国の南東部で15日午後、マグニチュード(M)5.4の地震が発生した。大規模な揺れが起きることが少ない同国では、観測史上2番目に強い地震だという。

【関連写真】地震の影響で損壊した建物

 首都ソウルを含む同国全土で揺れが感じられた今回の地震は、同国気象庁(Korea Meteorological Administration)によると、南東部の工業都市、浦項(Pohang)付近で現地時間午後2時半(日本時間同)ごろに発生。震源の深さは9キロ。

 朝鮮半島では規模の大きな地震は珍しいとされる。

 地元テレビ局が放映した写真や動画では、崩れ落ちた外壁や、住民の自宅内で激しく揺れる家具類などが捉えられている。

 聯合(Yonhap)ニュースは、地元にある原子炉は支障なく稼働しているとの、韓国水力原子力(KHNP)の職員らの話を伝えている。【翻訳編集】 AFPBB News


 【ソウル米村耕一】韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ、韓国南東部の慶尚北道浦項(ポハン)付近でマグニチュード(M)5.4の地震が発生した。震源は浦項市北区の北側9キロで、深さは9キロ。大きな人的被害は確認されていないが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は首席秘書官らを集めた緊急の会議を開いて対応を協議した。

 韓国では昨年9月に南東部の慶州(キョンジュ)付近で1978年に気象庁が観測を開始して以降で最大規模のM5.8の地震が起きており、それに次ぐ2番目の地震となった。ただ、震源が浅かったため、揺れは昨年9月の地震よりも大きく、震源地付近の建物でタイルが落ちたり、外壁にひびが入ったりするなどの被害が出ている。



 【ソウル=水野祥】15日午後2時29分頃、韓国南東部の浦項(ポハン)を震源とするマグニチュード(M)5・4の地震が発生した。

 同4時50分頃にもM4・6の地震が起きた。浦項市によると、同市内では落下物などで重傷者2人を含む39人のけが人が出た。

 韓国では大きな地震が起きるのは珍しく、韓国気象庁によると、1978年に観測を開始して以来、M5・8を記録した昨年9月の南東部の地震に次ぐ2番目の大きさだった。韓国全域で揺れが観測され、震源地周辺では、大学校舎の外壁が剥がれたり、住宅の窓ガラスが割れたりするなどの被害があった。

 在韓国日本大使館によると、15日午後9時半現在、在留邦人が被害に遭ったとの情報はない。韓国教育省は同日、16日に予定されていた日本の 大学入試センター試験にあたる「大学修学能力試験(修能)」を1週間延期し、23日に実施すると発表した。



 日本時間15日午後2時29分ごろに韓国の南東部慶尚北道浦項(ポハン)付近で発生した地震。

 震源が内陸のため津波は発生しませんでしたが、地震の規模を示すマグニチュード(M)5.4を記録しました。

 残っている記録を振り返ると、M5以上の地震が発生したのは、昨年2016年9月12日に発生した慶州地震キョンジュじしん)。
それより前となると1936年7月3日M5.0。実に80年くらい遡ることになります。

 なお日本付近では、M5以上の地震が【この1年だけで88回】も発生しています。日本では珍しくない規模ですが、韓国ではほとんど方が経験のない地震だということがわかります。

 現地の情報によると地震が発生した地域付近の原子力発電所や製鉄所などには大きな被害は出ていないものの、韓国全土で振動を感じたという報道もされているとのこと。

 地震発生地域から遠く離れているソウルのウェザーニュースオフィスでも揺れを感じたと、現地スタッフから報告が届いています。



 【ソウル時事】韓国教育省は15日、南東部の浦項で発生した地震を受け、16日に予定されていた日本の大学入試センター試験に相当する大学修学能力試験を1週間延期し、23日に実施すると発表した。

 試験会場に被害が出ており、金相坤副首相兼教育相は「受験生の安全を最優先にした決定だ」と理解を求めた。

 韓国メディアによると、災害の影響で同試験が延期されるのは初めて。

 「修能(スヌン)」と呼ばれる大学修学能力試験は、受験戦争の激しい韓国では一大行事となっている。騒音でリスニング試験に影響が出ないよう韓国政府が毎年、航空機の離着陸を統制したり、試験に遅刻しそうな生徒を警察が会場に送り届けたりするほど関係者は神経をとがらせる。 



気象庁によると、15日14:29頃、朝鮮半島南部・慶尚北道東海岸の浦項市付近を震源とするM5.5の地震があり、長崎県対馬市で震度2の揺れを観測しました。この地震による津波の心配はありません。
なお、M5.4と発表した韓国気象庁によると、1978年以降観測史上2番目の規模で、釜山をはじめソウルや大邱など、韓国国内の広域で揺れが観測され、震源地付近では建物の外壁が損壊するなどの被害が出ている模様です。また、この地震の前後にM3~2級の地震が相次いでいます。

朝鮮半島南部での顕著な地震活動記録は少なかったものの、2016年9月12日には慶尚北道慶州市付近の内陸を震源とするM5.2と、史上最大規模となったM5.8の地震が相次いで発生し( 慶州地震)、韓国国内で負傷者数十人、建物にも被害が出ています。

■発生事象(気象庁)
・発生日時 :11月15日14:29頃
・震源地  :朝鮮半島南部(北緯36.1度、東経129.5度)
・震源の深さ:約10km
・地震の規模:M5.5(推定)

■震度2以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度2】
・長崎県 :長崎対馬市峰町*

■韓国国内の状況
・慶北消防本部関係者「浦項で地震が3度発生し、現在市民からの通報や問い合わせが殺到している」〔朝鮮日報
・浦項市内では額縁が落ちたり、本棚から本が落ちたりするなど、強い揺れが観測された。余震も続いている。一部のマンションの住民らは緊急避難した〔聯合ニュース〕
・商業運転中の原発24基を運営する韓国水力原子力は地震による影響はないと発表〔 聯合ニュース
・韓国南部で発生した地震は余震が相次いでおり、ソウルや大邱、仁川など震源地から離れた場所でも強い揺れが観測されたと韓国メディア〔JX通信〕

・韓国気象庁によると、15日14:22にM2.2の地震を観測以後、M5.4の地震を挟んでM3級が2回、M2級が5回観測されている。