【ワシントン時事】スパイサー米大統領報道官が21日、辞任した。

 米メディアが一斉に報じた。20日に就任から半年を迎えたばかりのトランプ大統領にとって打撃となりそうだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、大統領は同日、空席となっていたホワイトハウスの広報部長にヘッジファンド創業者アンソニー・スカラムッチ氏を充てることを決定。大統領はスパイサー氏に職にとどまるよう求めたが、スパイサー氏は人選は重大な間違いだとして辞意を伝えた。 


 米ホワイトハウスのスパイサー報道官が21日、辞任したと、米メディアが一斉に報じた。米ニューヨーク・タイムズによると、トランプ米大統領は同日、側近でウォール街の投資家である アンソニー・スカラムッチ氏を広報担当補佐官に指名。スパイサー氏はこの人事に同意できないとして、辞意を申し出たという。

 スパイサー氏はトランプ氏に批判的なメディアを取材の場から締め出すなど、メディアを選別する姿勢を示し、米主要メディアとの対立が深まっていた。


 【ワシントン=黒瀬悦成】米主要メディアは21日、スパイサー大統領報道官が辞任したと報じた。辞任の理由については、トランプ大統領が同日、米輸出入銀行の首席戦略官のアンソニー・スカラムチ氏を ホワイトハウスの広報部長に据える人事を明らかにしたのに対し、スパイサー氏が「不適任だ」と反発したためとしている。

 スパイサー氏は今年1月のトランプ政権発足時から報道官を務めてきたが、最近は、一連のロシア疑惑に関する報道対応などをめぐり、トランプ氏の不興を買っていたとされる。


 【北米総局】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は21日、スパイサー米大統領報道官が辞任したと報じた。トランプ大統領は同日、報道責任者としてヘッジファンド創業者のアンソニー・スカラムッチ氏を指名したが、スパイサー氏は指名に激しく反発し、辞任を申し出たという。

 同紙が関係者の話として伝えたところによると、トランプ氏は、スパイサー氏を慰留したが、スパイサー氏は「スカラムッチ氏の指名は大きな間違いだ」として固辞した。


ホワイトハウスのスパイサー報道官が21日、辞任した。これより先、トランプ米大統領は米スカイブリッジ・キャピタル創業者のアンソニー・スカラムッチ氏(53)をホワイトハウスの広報部長に起用した。ホワイトハウス当局者が明らかにした。

スカラムッチ氏は昨年の大統領選挙でトランプ氏の資金集めを担当したほか、同氏当選後の移行期に経済顧問を務めた。これまでも経済協力開発機構(OECD)代表部大使など複数の政権ポストで名前が挙がり、ホワイトハウスの公共連絡局長にも検討されたことがある。

同氏は今年1月に自らが保有するスカイブリッジの約45%株売却に合意。中国の複合企業、海航集団(HNAグループ)やほとんど知られていないRONトランスアトランティックなどの企業グループが購入した。

スパイサー氏の辞任については、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が先に報じていた。辞任はスカラムッチ氏起用への抗議だったと伝えている。



 【ワシントン=尾関航也】米ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は21日、辞表を提出した。

 米メディアが一斉に報じた。トランプ大統領が、旧知のアンソニー・スカラムッチ氏にホワイトハウス広報部長への就任を要請したことへの不満が直接の引き金という。

 トランプ氏は、ロシア疑惑に関する報道対応などをめぐり、スパイサー氏の仕事ぶりにかねて不満を漏らしていたとされる。最近は日々の定例記者会見もサンダース副報道官が代行することが増えていた。

 スカラムッチ氏は、大統領選でトランプ陣営の経済顧問を務めた。