27日午前、栃木県那須町のスキー場で雪崩が発生し、登山の講習会に参加していた高校生が巻き込まれました。少なくとも生徒8人が心肺停止の状態で、ほか4人が行方不明になっているということです。現場からの報告です。

 雪崩に巻き込まれた高校生ら32人が下山を始めました。リフトでおりてきています。

 27日午前9時20分ごろ、那須町の那須温泉ファミリースキー場で、「雪崩が発生して生徒が巻き込まれ、連絡が取れない」と引率している男性教諭から警察に通報がありました。

 警察などによりますと、雪崩が発生したのはスキー場の第2ゲレンデで、10人以上の高校生が巻き込まれ、少なくとも8人が心肺停止の状態、8人がけがをしていて、4人の行方がわかっていないということです。消防によりますと、けが人8人は自力で歩行できない状態だということです。

 県の教育委員会によりますと、心肺停止の8人は全員、栃木県大田原高校の生徒で、行方不明の4人も大田原高校の生徒3人と教諭1人だということです。

 警察によりますと、スキー場では県内の高校生が参加する「春山安全登山講習会」が行われていて、高校生52人、教諭11人のあわせて63人が参加していたということです。

 参加者は7つのグループに分かれて歩いていたところ、雪崩に巻き込まれたとみられていて、自衛隊およそ200人、消防73人などで救助にむかっています。(27日13:57)