本年度アカデミー賞で『タイタニック』(1997)と並ぶ過去最多タイの14ノミネートを果たしたミュージカル『ラ・ラ・ランド』が20日時点で、世界の映画賞にて184受賞392ノミネートと、『タイタニック』の110受賞73ノミネートを大きく上回るぶっちぎりの記録で賞レースを独走していることが明らかになった。(『タイタニック』関連数字はIMDb調べ)

圧巻のミュージカル!『ラ・ラ・ランド』予告編

 『セッション』でその才能を見せつけたデイミアン・チャゼル監督がメガホンを取った本作は、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンを主演に迎え、ロサンゼルスで恋と夢の狭間で揺れる若者の姿を描いたミュージカルだ。

 ゴールデン・グローブ賞では歴代最多の7部門受賞、そして第89回アカデミー賞では史上最多タイで『タイタニック』『イヴの総て』(1950)と並ぶ14ノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞、歌曲賞二つ、音響編集賞、録音賞)を記録。日本時間27日にアカデミー賞受賞発表を迎えるが、どこまで受賞記録をのばせるかにも期待が高まっている。

 なお、アカデミー賞における歴代最多受賞作品は『ベン・ハー』(1959)、『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003)で11部門を達成、ミュージカルというジャンルでは『ウエスト・サイド物語』(1961)が10部門受賞を果たしている。また、ミュージカル作品による作品賞受賞は14年前の『シカゴ』(2003)が最後となっている。これまで映画賞で圧倒的強さを誇ってきた『ラ・ラ・ランド』の大健闘を見守りたい。(編集部・石神恵美子)

映画『ラ・ラ・ランド』は2月24日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開