体操の全日本シニア選手権最終日は15日、東京体育館で行われ、男子個人総合は、リオデジャネイロ五輪団体総合金メダルメンバーの加藤凌平(コナミスポーツ)が合計89.400点で初優勝した。2位に岡準平、3位に武田一志(ともに徳洲会)が入った。

 リオ五輪団体メンバーの田中佑典は15位、山室光史は17位だった。内村航平(いずれもコナミスポーツ)は出場しなかった。

 団体総合は徳洲会が8年ぶりで優勝した。 


 体操・全日本シニア選手権最終日(15日・東京体育館)――男子個人総合は、リオデジャネイロ五輪団体総合金メダルメンバーの加藤凌平(コナミスポーツ)が計89・400点で初優勝した。

 同メンバーの田中佑典(同)と山室光史(同)はミスが出るなどしてそれぞれ15、17位だった。団体総合は徳洲会が8年ぶりに制した。8連覇を狙ったコナミスポーツは2位。リオ五輪で団体と個人総合で金メダルを獲得した内村航平(同)は、五輪で痛めた腰の影響で欠場した。


 体操の全日本シニア選手権最終日が15日、東京体育館で行われ、男子団体総合で徳洲会が8年ぶりの優勝を飾った。岡準平、武田一志、斎藤優佑の3選手が6種目合計88点台の高得点をマーク。リオ五輪代表組が精彩を欠いたコナミスポーツの8連覇を阻んだ。米田功監督は「(コナミの五輪代表組は)忙しかったので、チャンスもあるだろうと思っていた。一番の本命は(11月の)全日本団体選手権」とチーム日本一を決める大舞台を見据えた。

 主将で13年世界選手権種目別あん馬金メダルの亀山耕平は、今年6月にリオ代表入りを逃した直後に第一線を退くことも示唆していたが、来季も現役を続ける考え。「自分はあん馬の選手。東京五輪は選考要項も出ていないので何とも言えないが、チャンスがあればまた挑戦したい気持ちでいる」と心境を明かした。


<体操:全日本シニア選手権>◇最終日◇15日◇東京体育館◇男子団体

 徳洲会が、リオデジャネイロ五輪金メダリスト3人を擁するコナミスポーツの8連覇を阻み、8年ぶりの優勝を果たした。

 リオ五輪代表入りを逃した選手たちが高得点を連発。米田功監督(39)は441・500とエース内村航平(27)を負傷で欠くコナミに7・650の大差をつけての勝利に「若い選手が頑張ってくれた。チャンスを生かすことができた」と喜んだ。

 若手が伸び伸びと力を出し切った。1年目の岡準平(23)が個人総合2位、2年目の武田一志(24)が3位。優勝こそリオ五輪代表の加藤凌平(23)に譲ったものの、徳洲会勢が上位に並んだ。「これまで個々の力があっても勝てなかったのは、勝った経験がなかったから。1回でも勝ちきることで、今後は変わる」と米田監督は話した。

 亀山耕平主将(27)は初の団体優勝に「こんなにうれしいと思わなかった」。リオ五輪代表入りを逃した後に引退を口にし、その後翻意して現役続行を決意しただけに「今は喜びをかみしています」と笑顔で話した。

 次の目標は全日本団体選手権(11月・代々木第1体育館)。米田監督は「試合後、すぐに選手を集めて本命の目標を確認した。(田中)佑典も山室も、そこに調子を合わせてくるはず。しっかりと準備をして、臨みたい」と優勝を目指して話していた。





リオデジャネイロオリンピックの体操男子で、団体金メダルを獲得した加藤凌平選手ら3人が、オリンピック以来初めて大会に出場し演技を披露しました。

オリンピックの体操男子団体で、アテネ大会以来12年ぶりの金メダルを獲得した加藤選手と田中佑典選手、それに山室光史選手の3人は、所属するコナミスポーツクラブのメンバーとして、東京体育館で行われた全日本シニア選手権に出場しました。

3人は、同じ所属先のエースで、オリンピックで痛めた腰などの影響で欠場した内村航平選手が見守る中、オリンピック後初めての演技に臨みました。3選手ともオリンピックの疲れが残り、十分に調整できなかったということで、着地などでミスが相次ぎましたが、加藤選手は鉄棒でG難度の手放し技「カッシーナ」を入れて、オリンピックと同じ演技構成をこなすなど、大きなミスなく6種目を乗り切り合計得点を89.400として、出場選手中トップでした。
しかし、6人中5人の演技の合計得点で争う団体では、オリンピック選手がいない徳洲会体操クラブが安定感で上回り、コナミスポーツクラブは2位で8連覇はなりませんでした。
加藤選手は「厳しい調整の中では、よく演技を通せたと思う。今後はより難しい技を取り入れながら、4年後を見据えてステップアップしたい」と話していました。



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