[映画.com ニュース] 8月27~28日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。8月最後の週末、台風10号接近の影響で太平洋側を中心にぐずついた天候となった中で、新海誠監督の最新オリジナルアニメ「君の名は。」が、天候をものともせずに初登場1位の大ヒットスタートを切った。8月26日の金曜日より全国301スクリーンで公開され、週末2日間で動員68万8000人、興収9億3000万円を記録。若い層を中心に動員しており、最終興収60億円が見込める会心の出足となった。

 「ペット」は3週連続1位とはならなかったが、週末2日間で動員23万3912人、興収2億9915万0700円をあげ、公開18日間で累計動員は250万人、興収30億円を突破した。続く「シン・ゴジラ」も依然として好調をキープしている。

 新作では他に、大竹しのぶと豊川悦司共演の「後妻業の女」が全国318スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員18万3000人、興収2億1500万円を稼ぎ4位に食い込んだ。年配層を中心に動員しており、平日の興行が期待できることから、最終興収は10億円以上が見込める上々のスタートとなった。なお、5位には「青空エール」がランクインしており、東宝ならびに東宝の子会社が配給する作品が、上位5傑を独占することになった。

 ニューヨークを舞台に活躍する忍者のカメ4兄弟を描いた、マイケル・ベイ製作のアクションシリーズ第2作「ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)」は、8月26日より公開され10位にランクイン。昨年2月に公開され最終興収12.2億円をあげた前作「ミュータント・タートルズ」を下回るスタートとなっている。

 なお、9位の「ONE PIECE FILM GOLD」は公開37日目の8月28日までで動員358万人、興収47億円を突破。最終興収48億円の「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」(09)を超えて50億円突破が確実視されている。


 土日2日間(8月27~28日)の全国映画動員ランキングが29日に興行通信社より発表され、国内外で注目を集める新海誠監督の最新作『君の名は。』が初登場ナンバーワンとなった。

【動画】大ヒット『君の名は。』予告編

 新海作品としては史上最大規模の301スクリーンで公開された同作は、動員68万8,000人、興行収入9億3,000万円を記録。26日金曜日の初日を合わせた3日間では、動員95万9,834人、興収12億7,795万8,800円と早くも興収10億円を突破する大ヒットスタートを切った。客層の男女比は64対36で男性層が多め。鑑賞動機としては、「新海誠作品だから」「映像の美しさに期待して」に次いで、「RADWIMPSが音楽を担当しているから」がランクイン。配給元では「興収60億円も狙える」としている。

 黒川博行の小説「後妻業」を大竹しのぶ、豊川悦司共演で映画化した『後妻業の女』が4位に初登場。動員18万2,555人、興収2億1,496万5,500円を記録した。50代以上の年配層中心の興行となっており、特に関西方面ではご当地映画として幅広い層から支持を集めているという。

 ニューヨークを舞台に活躍するカメの忍者4人組を描いたシリーズ第2弾『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』は10位。動員10万7,483人、興収1億6,240万1,700円という成績になった。『ルドルフとイッパイアッテナ』は11位でベストテン圏外に落ちたが、累計動員102万5,605人、累計興収12億2,153万7,800円と動員100万人を突破している。

 3位の『シン・ゴジラ』は5週目にして好調をキープし、累計動員363万7,748人、累計興収53億201万4,700円を記録。また、公開6週目の『ONE PIECE FILM GOLD』も累計動員358万2,115人、累計興収47億7,885万6,000円で興収50億円突破は確実。そして2位の『ペット』は累計動員257万4,961人、累計興収31億4,593万8,300円となり、公開3週目にして興収30億円を突破した。

 今週末は『ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS』『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』『KARATE KILL/カラテ・キル』『みつばちマーヤの大冒険』『黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~影と光~』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

【2016年8月27~28日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『君の名は。』:1週目
2(1)『ペット』:3週目
3(2)『シン・ゴジラ』:5週目
4(初)『後妻業の女』:1週目
5(3)『青空エール』:2週目
6(5)『ファインディング・ドリー』:7週目
7(4)『ゴーストバスターズ』:2週目
8(6)『ジャングル・ブック』:3週目
9(7)『ONE PIECE FILM GOLD』:6週目
10(初)『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』:1週目



初登場作品が3本ランクインした8月27・28日の興収ランキング。首位に輝いたのは、公開前から注目を集めていた新海誠監督待望の最新作『君の名は。』。土日2日間で動員68万8000人、興収9億3000万円というオープニング成績を記録し、大ヒットスタートを切った。

【写真を見る】心と体が入れ替わってしまった女子高生の三葉と男子高校生の瀧

秒速5センチメートル』(07)や『言の葉の庭』(13)など、意欲的な作品を生み出してきたアニメーション映画監督・新海誠。精緻な風景描写や男女の心の機微を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出す"新海ワールド"は、日本だけにとどまらず世界からも高い評価を獲得している。

そんな新海監督の3年ぶりのオリジナルアニメとなった『君の名は。』は、ひょんなことから心と体が入れ替わってしまった少年少女の物語。監督が"誰もが楽しめる"作品に挑戦したという本作は、若者を中心に支持されてきたこれまでの作品に比べ、よりエンタテインメント性の強い仕上がりになっている。すでに世界85の国と地域での公開も決定しているなど、"普遍性"という意味では新海作品でもピカイチ。今後も幅広い層の観客に支持され、興収ランキングの上位をキープすることが予想される。

2、3位には、依然好調の『ペット』『シン・ゴジラ』がランクイン。初登場の『後妻業の女』が土日2日間で18万3000人、興収2億1500万円という好成績で4位に入った。もう1本の初登場作品『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影〈シャドウズ〉』は、10位からのスタートとなった。【トライワークス】


 8月27日と28日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、アニメ映画「君の名は。」が初登場首位を獲得した。

 「君の名は。」は「ポスト・宮崎駿」とも呼ばれる新海誠監督のオリジナル最新作。8月26日から全国301スクリーンで公開され、週末2日間で68万8000人を動員、興収9億3000万円を記録し2位に圧倒的な大差をつけた。若い層を中心に動員しており、最終興収60億円の大ヒットが見込める好調なスタートとなった。

 2位は3Dアニメ映画「ペット」で3週連続1位とはならなかったが、週末2日間で23万3912人を動員、興収2億9915万0700円をあげた。公開18日間で累計250万人を動員、興収30億円を突破した。3位「シン・ゴジラ」も依然として好調をキープしている。

 「『シン・ゴジラ』は各方面で話題になり、様々な角度からヒットを分析する記事が掲載された。作品の内容に関してはほぼ記事にされ尽くし、今度は作品をめぐるお金関係の記事も出始めるなど、まだまだ話題になって客足を伸ばしそうだ」(映画ライター)

 4位は大竹しのぶと豊川悦司が共演した「後妻業の女」。全国318スクリーンで公開され、オープニング2日間で18万3000人を動員、興収2億1500万円をあげ最終興収は10億円以上が見込める上々のスタートとなった。27日の公開初日舞台あいさつでは、津川雅彦が強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者をネタにする"暴走"が話題になった。

 9位の人気アニメシリーズ最新作「ONE PIECE FILM GOLD」は公開37日目の28日までで358万人を動員、興収47億円を突破し、最終興収50億円突破が確実視されている。

 3日は人気コミックを松田翔太主演で映画化した「ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS」、人気アニメシリーズの劇場版「黒子のバスケ ウインターカップ総集編  影と光」などが公開される。



 8月27日~8月28日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週1位を獲得したのは初登場の『君の名は。』。26日の金曜日より全国301スクリーンで公開され、土日2日間で動員68万8,000人、興収9億3,000万円を記録という凄まじいスタートダッシュをみせた。『秒速5センチメートル』(07年)などで幅広く知られ、国内外で数々の賞を受賞した映画『言の葉の庭』(13年)より約3年ぶりの新海誠監督作品ということで公開前からすでに話題沸騰となっていたが、アニメファンたちもここまでのヒットは想像していなかったらしく「新海誠は本物だったか」「ちょいオタくさい感じがしたけどここまで市民権得れたのか」「これは凄い、ってか最近アニメ映画強すぎだろ」との声が上がった。

 ただ、ヒットを受けて"ポスト宮崎駿"などと新海監督を一部メディアでは取り上げていたが、これには異論が噴出。ジブリ映画の鑑賞者はファミリー層がかなり多かったのに対して、『君の名は。』を見に行った人は「四方をカップルに囲まれました」「案の定カップルと女子グループだらけで辛い…」「見に来てるのほとんどカップルで草」「君の名はカップル多い説は本当だった」と、カップルだらけだったと証言。こんなことから、「ポスト宮崎駿はなんか違和感あるんだよなあ。畑が違う」「青春恋愛もの特化の新海誠にポスト宮崎駿は無理があるでしょ」と指摘する人も少なくない。

 なお、「YAHOO!映画」では4.64点(8月30日現在、以下同)と非常に高い評価を受けている。作品の完成度の高さから口コミで評判が広がり、大ヒットを記録している『シン・ゴジラ』が4.21点なのでその凄さがわかろうというもの。感想としては「子供の付き添いでと、期待しないで見始めたのですが、美しい映像とそれにマッチした音楽にオープニングからグイグイ引き込まれてしまいました」「新海監督の映画でもう一度映画館で観たいと感じたのは初めてです」「ストーリーが良くていい意味で裏切られたww」といった声が。アニメファンの間では、新海監督は「映像は綺麗だけどストーリーは……」と言われることが多かったが、今回は思い切ってエンターテイメント作品に振り切って、幅広く愛される作品にしたことが功を奏したようだ。

 ランキングに戻ると、2位『ペット』、3位『シン・ゴジラ』。『シン・ゴジラ』の興収は53億円を突破して庵野秀明監督作品の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(12年)の興収を超えた。これにより、「もうエヴァだけの庵野とは言わせない!」「エヴァ以外に代表作が出来たのはマジで大きい」とファンから喜びの声が。

 次いで4位には初登場の『後妻業の女』、5位『青空エール』、6位『ファインディング・ドリー』、7位『ゴーストバスターズ』、8位『ジャングル・ブック』、9位『ONE PIECE FILM GOLD』、10位に初登場の『ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)』となった。

 今週末からは『planetarian~星の人~』、『黒子のバスケ ウインターカップ総集編 影と光』など、男子にも女子にもうれしい映画が公開される。「『君の名は。』の話題ばかりだがアニメだとプラネタリアンの方が見たい」「黒バスの映画初日からいくで~!」と待ち望んでいる声が多く上がっており、こちらもどこまで記録を伸ばせるのか楽しみだ。果たして『君の名は。』は来週も首位をキープできるのか、注目だ!



 29日に発表された27、28日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「秒速5センチメートル」(2007年)や「言の葉の庭」(13年)などを手がけた新海誠監督の約3年ぶりの新作「君の名は。」が初登場で首位を獲得した。動員数は土日の2日間で約68万8000人、興行収入は約9億3000万円を上げている。同作は26日に公開され3日間の動員数は約95万9800人、興収は約12億7800万円とロケットスタートを切った。

【写真特集】「君の名は。」注目のシーンを紹介

 配給元の東宝が公開から3日間、全国のTOHOシネマズでアンケートをとったところ、作品の満足度(非常によかった、よかったとした人数の割合)は97.9%、感涙度は89.6%、「人に薦める」が95.8%と高い数値を記録。宣伝担当者は好スタートの理由を「作品の力が大きい」と話している。

 2位は、前週まで2週連続で首位だった劇場版アニメ「ペット」(クリス・ルノー、ヤロー・チェイニー監督)、3位は怪獣映画「ゴジラ」の新作「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督・脚本、樋口真嗣監督・特技監督)だった。

 4位は、黒川博行さんの小説「後妻業」(文春文庫)が原作の映画「後妻業の女」(鶴橋康夫監督)が初登場でランクイン。金持ちの男の後妻に入り財産を奪う"後妻業"をテーマに、金持ち男をだまそうとする女を中心に、欲深い登場人物たちが織りなす騒動を描いた作品で、女優の大竹しのぶさんや豊川悦司さんが出演している。約18万3000人を動員し、約2億1500万円の興行収入を上げている。

 このほか初登場作品では、10位に亀の人気キャラクターが大暴れする、マイケル・ベイさん製作のシリーズ第2弾「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>」(デイブ・グリーン監督)が入っている。