民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)にジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を決めた。

【図解・政治】都知事選の主な立候補予定者(2016年7月)

 先の参院選で共闘を組んだ共産党などとの4党の枠組みで推す。鳥越氏は12日午後に都内で記者会見し、出馬を表明する。

 関係者によると、鳥越氏は11日に民進党の岡田克也代表と面会し、出馬の意思を伝達。同党執行部はこれを受け、共産、社民、生活の3党や市民団体などと鳥越氏の共同擁立へ向け調整を進めている。

 都知事選をめぐっては、民進党東京都連が元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)を野党統一候補として擁立する方向でいったんは調整に入り、出馬を要請。古賀氏も前向きに検討する考えを示した。

 しかし、岡田氏ら党執行部はジャーナリストとして知名度の高い鳥越氏が統一候補としてよりふさわしいと判断。鳥越、古賀両氏を交えて協議した結果、鳥越氏の擁立が決まった。4野党は鳥越氏の出馬表明を受けて幹事長・書記局長会談を開き、共闘を確認する。

 古賀氏は12日昼、衆院議員会館で記者団に「鳥越氏を皆で推すことに一致した」と説明。都知事選への出馬を見送る考えを明らかにした。 


 ◇12日午後に会見、立候補表明 民進党が擁立方針決定

 民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を決めた。共産党などとともに野党4党の統一候補として支援することで調整する。鳥越氏は12日午後に記者会見し、立候補を表明する。

【毎日新聞新潟支局時代の鳥越さん】

 民進党は、水面下で鳥越氏に出馬を打診してきたが、11日に党幹部に対して前向きな回答があった。民進党はすでに共産党など他党にも鳥越氏の擁立方針を伝えており、12日にも4野党の幹部が支援に向けて対応を協議する。

 鳥越氏は12日、毎日新聞の取材に対し「参院選の結果、『改憲勢力』の議席が3分の2に達したことを見て決断した」と語った。

 野党側の候補を巡っては11日、民進党都連が経済産業省出身の古賀茂明氏(60)に出馬要請したほか、宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)が3回目の出馬を表明している。鳥越氏の立候補が決まれば、候補者の一本化が図られるとみられる。

 鳥越氏は福岡県出身で京大卒。毎日新聞社を1989年に退社後、テレビ朝日のニュースキャスターなどを務めた。昨年成立した安全保障関連法を巡っては、国会前デモに参加するなど反対の立場で活動した。

 都知事選には自民党都連が前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)の推薦を決めており、自公両党が推す方向だ。小池百合子元防衛相(63)も出馬表明している。【朝日弘行】


 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日午後、東京都内のホテルで記者会見を開き、民進党の要請を受け、都知事選(14日告示、31日投開票)に出馬することを表明する。

 民進党は野党統一候補の擁立を目指しており、共産党など他の党にも協力を求めている。

 民進党都連の出馬要請を受けていた元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)は出馬を見送る。


 民進党は12日、東京都知事選(14日告示)にジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を固めた。鳥越氏は12日午後2時から都内で会見を開き、立候補を正式表明する。

 鳥越氏は京大卒業後、毎日新聞社に入社。同社大阪社会部などを経て「サンデー毎日」編集長などを歴任した。1989年に退社後、テレビ朝日系「ザ・スクープ」などでキャスターを務めた。


 民進党は2016年7月12日、同日午後にジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が東京都内のホテルで会見すると発表した。民進党は東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)で、11日に元経済産業省の課長の古賀茂明氏(60)に出馬要請していたが、急きょ、鳥越氏を擁立する方針に変更し、鳥越氏が正式に出馬表明するとみられる。

■「野党統一候補」になるかが焦点

  今後の焦点は鳥越氏が「野党統一候補」になるかだ。鳥越氏の共産党に対するスタンスに注目が集まりそうだ。すでに出馬を表明し、共産党系団体の支援を受けている宇都宮健児・元日弁連会長(69)との競合も課題になりそうだ。

  鳥越氏は1965年に毎日新聞社入社。社会部、外信部(テヘラン特派員)、「サンデー毎日」編集長を経て89年に退職した。その後は報道番組「ザ・スクープ」(テレビ朝日)キャスターやネットニュース「オーマイニュース」(日本版は廃刊)の編集長として活躍。最近では、メディアの権力に対する「忖度」が進み、表現の自由が危ぶまれていると訴えていた。

  11年には、鳥越氏はJ-CASTニュースの動画番組に出演し、菅直人元首相から都知事選への出馬を打診されたが固辞したことを明かしていた。


 民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)で、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立することを決めた。先の参院選で共闘した民進、共産など野党4党の枠組みで支援する。鳥越氏は12日午後2時から都内のホテルで記者会見し、出馬を表明する。

 野党4党の幹事長・書記局長は12日午後、国会内で会談し、野党統一候補として鳥越氏の擁立を確認する予定。都知事選をめぐっては、過去2回にわたり共産、社民両党などの推薦で出馬し、次点だった元日弁連会長の弁護士、宇都宮健児氏(69)も11日に出馬を表明した。野党側は宇都宮氏に出馬の取りやめを働き掛けている。

 民進党幹部によると、鳥越氏は11日に岡田克也代表と面会し、立候補に意欲を示したという。執行部の動きとは別に、党都連は11日、元経済産業省課長の古賀茂明氏(60)に出馬を要請したが、党幹部が古賀氏の擁立に難色を示していた。

 都知事選では、自民党都連が元総務相の増田寛也氏(64)の擁立を決め、党本部に推薦を申請。自民党の小池百合子元防衛相(63)も出馬を表明している。



 ◇有権者1100万人超 大量票獲得に、やはり「知名度」?

 東京都知事選(31日投開票)は14日の告示まであと2日。今回のように現職が出馬せず新人同士が争った過去4回の都知事選は、いずれも最後に正式な出馬表明をした主要候補者が当選しており「後出しじゃんけん」が有利との見方もある。さて今回は--。

【毎日新聞新潟支局時代の鳥越さん】

 主要候補者で最も早く出馬表明したのは、6月29日に記者会見した小池百合子元防衛相(63)。参院選投票翌日の11日になって、自民党都連が推薦を決めた前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)と宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)が、相次いで記者会見し正式に立候補を表明した。民進党は12日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の擁立に向け最終調整に入った。

 2014年選挙は2回目の挑戦となる宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長が早々に立候補表明し、告示9日前に細川護熙元首相、続いて舛添要一前知事が出馬記者会見を開いた。結局、主要候補者で最後に出馬表明した舛添氏が宇都宮氏、細川氏に100万票以上の差をつけ当選した。

 12年選挙も告示8日前に出馬を表明した猪瀬直樹元知事が都知事選最多の434万票を獲得して大勝した。1999年選挙は告示15日前に立候補表明した石原慎太郎元知事、95年選挙も告示13日前に表明の青島幸男氏が当選している。

 都知事選で後出しじゃんけんが有利な傾向となる背景には、有権者が1100万人超(6月時点)で、知名度や話題性のある候補者でないと大量の票を集めにくく「人気投票」になりがちな状況がある。こうした候補者は出馬表明が後になるほど、有権者の印象が強くなると言える。一方で、有権者が各候補者の主張を十分に吟味できないまま、投票しなければならない弊害も危惧される。

 それでも、これら過去4回は告示1週間前までに主要候補が出そろい、有権者が政策や人柄について情報を集める一定程度の時間があった。しかし、出馬表明が大幅に遅れている今回は、そうした時間が限られている。

 ある都幹部は「東京は2代続けて知事が『政治とカネ』の問題で辞職した。今回は人気投票ではなく政策重視で選ばれてほしいと期待していたが……」と話す。【篠原成行】



 民進党は東京都知事選にジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方向で検討に入った。党関係者が12日、明らかにした。一方で同党都連は11日、元経産省官僚の古賀茂明氏(60)に出馬を要請。14日の告示(31日投開票)を前に、誰で勝負するのかスッキリしない状況では、前回の都知事選の二の舞いとなりかねない。

 11日には、元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)が出馬を表明。俳優の石田純一(62)は降りたものの、12日には本紙既報通りジャーナリストの上杉隆氏(48)が正式に出馬を表明する。

 民進党の要請に古賀氏は「一人で頑張ればいいというものではない。都民の力を結集できるかにかかっている。上杉さんや宇都宮さんとも話し、どういう形にすれば思いを実現できるかで考えていきたい」と回答を保留した。

 2年前の都知事選でも野党は分裂した。脱原発を訴える細川護熙元首相(78)と宇都宮氏がともに出馬し、支援者は一本化に奔走したが、互いに譲ることなく、共倒れ。古賀氏はこの時、細川陣営のブレーンを務めていただけに無駄死にだけは避けたいというわけだ。

 とはいえ一本化するにも難儀なのは宇都宮氏の存在だ。「過去2回の都知事選で共産、社民の推薦を受けている宇都宮氏は次点に終わっていて、『今度こそは!』と意固地になっている。民進党が乗れないために野党統一候補にもなれないが、本人に引くつもりは一切ないでしょう」(野党関係者)

 ただ古賀氏は共産党幹部とのパイプも太く、一本化へ向けて、交渉の余地は残されている。「(野党統一を訴えた)石田さんの思いも大事にしたい」(古賀氏)

 そんななか、鳥越氏が有力候補に浮上してきた。「古賀さんは辞退の可能性がある。出馬すれば、後出しジャンケンで勝てる可能性がある」(民進党関係者)。大同団結するのか、野党勢同士が血で血を洗う"仁義なき戦い"が再び繰り広げられるのか…。


 民進党は12日、東京都知事選(14日告示)に、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立することを決めた。鳥越氏は12日午後、都内で記者会見を開き、立候補を正式表明する。野党4党は鳥越氏を「統一候補」として擁立する方針だ。

【写真】古賀茂明氏


 鳥越氏は京大卒業後、毎日新聞社に入社。同社大阪社会部などを経て「サンデー毎日」編集長などを歴任した。1989年に退社以降、テレビ朝日系「ザ・スクープ」などでキャスターを務めた。

 民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党の幹部らは11日、野党の「統一候補」の擁立をめざし、水面下で最終調整を続けた。


 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が12日、舛添要一氏(67)の辞職に伴う東京都知事選(14日告示、31日投開票)に出馬する意向を固めたことが分かった。鳥越氏は同日午後2時より、都内で会見する。

 ◆鳥越俊太郎(とりごえ・しゅんたろう)1940年3月13日、福岡県吉井町(現うきは市)生まれ。76歳。京都大学卒業。65年に毎日新聞社に入社し、大阪社会部などで勤務。テヘラン特派員や「サンデー毎日」編集長を経て、89年退職。同年からテレビ朝日系「ザ・スクープ」のキャスターなどテレビを舞台に活躍。



 ◇鳥越氏、12日午後の会見で立候補表明へ

 民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を決めた。共産党などとともに野党4党の統一候補として支援することで調整する。鳥越氏は12日午後に記者会見し、立候補を表明する。

【鳥越氏出馬会見の写真特集】求めに応じてポーズも

 民進党は水面下で鳥越氏に出馬を打診してきたが、11日に党幹部に対して前向きな回答があった。同党はすでに共産党など他党にも鳥越氏の擁立方針を伝えており、12日に4野党が対応を協議する。鳥越氏は12日、毎日新聞の取材に「参院選で『改憲勢力』が3分の2に達したのを見て決断した」と語った。

 野党側の候補を巡っては11日、民進党都連が経済産業省出身の古賀茂明氏(60)に出馬要請したが、古賀氏は12日、記者団に「鳥越氏を推す」と述べ、自らは出馬しない考えを示した。一方、3回目の出馬を表明している宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は記者団に「民進党や鳥越氏からは連絡がない。今の段階で出馬の意思は揺らいでいない」と強調。野党の候補者選びについて「透明性を欠いている。とにかく勝てる候補ということならば自公と同じで野合と言われても仕方ない」と反発を示した。

 鳥越氏は福岡県出身で京大卒。毎日新聞社を1989年に退社後、テレビ朝日のニュースキャスターなどを務めた。昨年成立した安全保障関連法を巡っては、国会前デモに参加するなど反対の立場で活動した。

 都知事選には自民党都連が前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)の推薦を決め、小池百合子元防衛相(63)も出馬表明している。【朝日弘行、高橋昌紀】