自民党は、今夏の参院選に擁立する予定だった作家、乙武洋匡氏(39)が、「週刊新潮」に深刻な不倫問題を報じられたことを受けて、同氏の擁立を見送る方向で調整に入ったことが30日、分かった。

 同党はこれまで、乙武氏を「目玉候補」として東京選挙区(改選6)に擁立する方針だった。現職に加え、新人候補として乙武氏を擁立し、無党派層の支持を見込んだ上で、2人とも勝利を目指す方針だった。

 しかし、関係者によると、すでに乙武氏の出馬を見送った場合を想定して、新たな新人候補の擁立に向けた人選の作業に入っているという。

 乙武氏は24日発売の「週刊新潮」に、自身に妻子がありながら、妻以外の女性と年末年始に海外旅行に出かけたことを含め、これまでに5人の女性と不倫関係にあったと指摘され、本人も事実関係を認めた。「これまで支えてくれた妻、私を慕ってくださっている方々を裏切る行為。けして許されるものではありません」などとする謝罪のコメントを発表した。

 乙武氏の妻仁美さんも「このような事態を招いたのは、妻である私にも責任の一端がある」とする、夫の不貞を受け止める心境をつづったコメントを発表、世間の反響を呼んでいた。

 永田町関係者によると、乙武氏には今後も、女性関係に関する報道が出る可能性があるという。不倫問題に対する世間の視線は厳しいことから、自民党は乙武氏の擁立は厳しいとの判断に傾いているとみられる。



 フジテレビの「あしたのニュース」は29日夜、今夏の参院選で自民党から出馬予定だった作家の乙武洋匡(ひろただ)氏(39)の出馬が見送られることになったと報じた。24日発売の「週刊新潮」に、2001年の結婚後に5人の女性と不倫したなどと報じられ、本人が認めて、自身の公式サイトで「決して許されるものではありません」と謝罪したことを受けて判断したとみられるという。

 自民党は乙武氏を参院選の目玉候補者として、東京選挙区(改選6)で擁立する方向で最終調整を進めていたが、不倫発覚後、自民党の関係者からは「この一件で擁立しづらくなった。世間の反応を見て判断することになる」という声が漏れていた。4月5日には、40歳の誕生パーティーが都内で予定されている。



自民党から夏の参議院選挙への出馬が検討されていた、乙武洋匡さんの立候補が見送られることが明らかになった。

乙武さんは、参院選で、自民党の東京選挙区からの出馬が検討されていたが、週刊誌で不倫が報道され、最終的に立候補は難しいとの判断に至ったものとみられる。