月の2週目から続々とスタートしたこの春の連続ドラマ。1クールのタイトル数を前クールと比較すると、全体で14→17作と3作の増。異例のタイトル数となり、さらなる激戦が予想される今クールだが、その初回視聴率が出揃った。まずトップに立ったのは、『華麗なる一族』と同枠でスタートした『冗談じゃない!』だ。 

 今クールの連続ドラマの初回視聴率が出揃い、大激戦となったそのランキングを制したのは、前クールの大ヒットドラマ『華麗なる一族』と同じ日曜21時の枠でスタートした『冗談じゃない!』(19.4%)。『ラストクリスマス』(04年10月期)以来の連ドラ出演となる織田裕二と、『のだめカンタービレ』(06年10月期)で一躍大人気を集めた上野樹里が出演。上野にとっては『のだめ~』の初回18.2%を上回る好スタートとなった。 

 そして、同じく高視聴率でスタートしたのが、山下智久と長澤まさみの主演で話題を集めるフジ月9『プロポーズ大作戦』(19.3%)。2年ぶりの共演となるふたりのラブコメディーは、10代を中心に若年層の支持を集めており、一時代を築いた月9からの大ヒットへの期待がかかる。 

 これに続くのが『バンビーノ!』(16.6%)。連載中の同名人気コミックが原作で、俳優としての評価がうなぎのぼりの松本潤の主演も注目を集めている。初回放送の4月18日(22時)は、社会的な大事件(長崎市長の銃撃事件)が発生し、裏番組ではサッカーの北京五輪2次予選「日本VSシリア」が中継されていたことなどが要因となり、数字は伸び悩んだようだ。2話目からの動向に注目したい。 

 一方、放送前・期待度ランキング(オリコン調査)でトップに立っていた『時効警察』は、23時台のドラマとしては異例の高視聴率となる12.8%を獲得。前シリーズ初回の9.7%を上回っただけでなく、これまでの最高だった12.1%を超え、シリーズ最高視聴率を記録。この先に期待できる好スタートを切った。 

 そのほかの注目は、映画、ドラマとここ最近で出演作が急増している松山ケンイチの連続ドラマ初主演作『セクシーボイスアンドロボ』(12.5%)。まずまずのスタートとなったが、評価の声は高く、この先のさらなる伸びが期待される。 ※視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区/平均世帯視聴率)