[映画.com ニュース]ちびっ子たちに大人気のゲーム、コミックをアニメ映画化した「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」が12月20日、全国408スクリーンで初日を迎えた。ジバニャン役の小桜エツコとウィスパー役の関智一、ゲスト声優の志村けん、「AKB48」の島崎遥香が東京・TOHOシネマズ日本橋で舞台挨拶に立った。

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 2013年1月に「コロコロコミック」(小学館刊)で漫画の連載がスタートし、同年7月に発売されたニンテンドー3DSソフトは累計出荷135万本を突破。今年1月からはテレビアニメも放送され、おもちゃに使用する「妖怪メダル」は1億5000万枚の売り上げを誇る。映画の前売り券も劇場窓口だけで106万枚を超え、関係者によれば「すべて合わせれば200万枚は越えている。(興収68億7000万円の)『ONE PIECE FILM Z』をしのぐ勢い」という驚異的な数字をたたき出している。

 待望の映画公開に、クリエイティブプロデューサーの日野晃博氏は、「3年前に企画し、コツコツと作り上げてきたが、まさかこれほどの人気になるとは。スタッフ一同驚いているし、感慨深い」と神妙な面持ち。小桜もジバニャンの声で、「オレっちの活躍を見てくれてうれしいニャン。次はハリウッドからオファーがくるかもしれないニャン」とご機嫌だ。

 声優の後を受けた志村は、「皆、いろんな声があっていいなあ。私にはこれしかありません」と"アイーン"を披露。声優初挑戦の島崎は、「すごく難しくて、声優さんってすごいなあと思いました。小学生の弟が大ファンだけれど、(前売り特典の)メダルがゲットできなくて悔しがっていました」とやんわりとおねだりしていた。

 「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」は、突然消えてしまった妖怪ウォッチを取り戻すため主人公のケータとジバニャンたちが60年前にタイムスリップする冒険を描く。既に映画第2弾が来年12月公開で決定しており、さらに日野氏が「欧米など世界中の子どもたちに見てもらえる展開のプランがある」と、海外でのテレビ放送も計画していることを明かした。

 配給の東宝によれば、小学校低学年の子どもたちを中心にした親子連れが客層の中心で、興収17億7000万円だった「劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来」(2010年12月公開)の300%という驚異的な出足。今後、冬休みに入りさらなる動員アップが見込めることから「興収50億円突破は確実。60億円も見据えられる」としている。


『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』が12月20日に全国408スクリーンで封切られた。配給の東宝によると、午前中の段階で『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』(2010年12月23日公開、興収17.7億円)対比300%の動員となっており、興行成績は50億円突破確実。さらには60億円突破も見据えた好調なスタートを見せたという。

『映画 妖怪ウォッチ』初日舞台挨拶その他の写真

数々のヒット作で知られるレベルファイブが昨年発表したゲームを原作に、コミックやアニメも含めたクロスメディア展開で、社会現象を巻き起こした『妖怪ウォッチ』の劇場版アニメ。劇場前売り券の売り上げ枚数が東宝史上最多となる106万枚突破し(12月14日時点)、すでに2015年12月公開の映画第2弾も決定している。

同日、東京・TOHOシネマズ日本橋では初日舞台あいさつが行われ、生みの親である日野晃博氏(レベルファイブ代表取締役社長/CEO)が登壇。「3年前に企画し、コツコツと丹念に作ってきた『妖怪ウォッチ』がまさかこんなに人気になるとは。スタッフ一同驚き、感慨深く思っている」と感無量の面持ちだった。

また、「開発当初、ジバニャンのしっぽは3本あったが、紆余曲折あって今の(しっぽが2本の)ジバニャンに行きついた」と秘話を語り、「これからはゲームの発売やアニメの放送など、世界中の子どもたちが熱狂できる仕掛けを作っていきたい」と世界展開の強化に積極的な姿勢を打ち出した。

主人公のケータが、仲間の妖怪ウィスパーやジバニャン、新たに出会ったフユニャンとともに60年前の世界にタイムスリップし、突然消えてしまった妖怪ウォッチの行方を追う。この日は"ジバニャン"の声優を務める小桜エツコ、知ったかぶりで自称妖怪執事"ウィスパー"を演じる関智一、ゲスト声優の志村けんと島崎遥香(AKB48)が駆けつけた。志村は神秘のエネルギー"ホース"を使いこなす伝説の猫老師で最強とうたわれる妖怪マスターニャーダ、島崎は主人公ケータのおばあちゃんの若かりし頃の姿ユキッペを演じている。

『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』
公開中


 社会現象にもなっている人気アニメの初劇場版「映画妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」が20日、全国408スクリーンで公開された。各地の劇場で全席完売が相次ぐ盛況ぶりだった。

 劇場前売り券が100万枚以上売れただけに、初日から親子連れらで大にぎわい。中学生以下の入場者に配られる、劇場限定の「妖怪メダル」を目当てにした子供も多く、満席で入場できず残念そうに劇場を後にする家族の姿も見られた。

 午前中の動員から、配給の東宝は「興行収入50億円突破は確実」と予測している。人気アニメの映画1作目の興収では、2000年の「ONE PIECE」が21億6000万円。これを上回るのは確実で、72億4000万円を記録した98年の「ポケットモンスター」に迫る勢いだ。

 "妖怪ブーム"生みの親であるゲームソフト開発会社「レベルファイブ」の日野晃博社長はこの日、都内で行われた初日舞台あいさつに、ゲスト声優の志村けん(64)、AKB48島崎遥香(20)らと登壇。「これから欧米など世界中で放送する。世界の子供たちが熱狂できるよう仕掛けていく」と、世界進出を宣言した。人気キャラクター妖怪ジバニャン役の声優小桜エツコも「いろんな国の言葉を勉強していきます」と意欲的に語った。

 日本製アニメは各国で爆発的人気。「妖怪ウォッチ」もすでに韓国で放送が始まっており、今後、アジアから欧米まで幅広い展開となりそう。世界中に「ゲラゲラポー」の掛け声がとどろく日も近そうだ。