イ・ビョンホン主演の韓国ドラマ「IRIS−アイリス−」がTBS系で21日、第1回が放送された。関東地区の平均視聴率は10.1%だったと、ビデオリサーチが明らかにした。

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 韓国のメディアは「韓流をリードする『アイリス』、日本上陸成功」と題し、日本で2けたの視聴率は、好調なスタートを切ったという意味を持つ数字だと伝えている。韓国では地上波は3局だけだが、日本は倍以上ある地域が多く、ケーブルテレビや衛星放送などとも、し烈な競争をしている状況で、2けたの視聴率確保は困難。韓流ブームを起こした「冬のソナタ」も、関東地区の平均視聴率は10%台だったと紹介した。

 ゴールデンタイムの午後9時に放映された「アイリス」は吹き替え版として、日本の視聴者の前に登場した。日本の視聴者たちはツイッターでさまざまな反応を見せ、番組内に登場した「爆弾酒(ポッタンジュ)」と、カラオケの場面で歌われたパク・サンチョルの「無条件」などに関心を見せたと伝えた韓国のメディアもあった。

 アイリスのチェ・ジヨン責任プロデューサーは「TBSのこの時間帯の視聴率は、以前は5%前後だった。そんな状況で『アイリス』初回が10%を越えたことは、韓国ドラマとして非常に善戦したことであり、満足している」とのコメントを発表している。(編集担当:李信恵・山口幸治)


韓国俳優のイ・ビョンホンさん(39)主演の韓国ドラマ「IRIS アイリス」(TBS系)の第1回が21日放送され、平均視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

「アイリス」は、イさんの6年ぶりの主演ドラマで、朝鮮半島の南北分断をテーマに、イさん演じる特殊部隊の精鋭隊員キム・ヒョンジュンが、スパイ活動によって人生を狂わされていくというスパイアクション。制作費は映画並みの200億ウォン(約15億円)が投じられ、日本、ハンガリー、韓国で長期ロケを行った。韓国では、初回視聴率が24.5%(TNS調べ)、平均視聴率は30%を超え、最高視聴率は39.9%を記録している。

第1話は、大学院へ通うヒョンジュン(イさん)が、偶然出会った女性・スンヒ(キム・テヒさん)に一目ぼれする。しかし、突然、スンヒは姿を消した。一方、ヒョンジュンの親友・サウも先輩にスンヒを紹介され一目ぼれしていた。国家安全局(NSS)の過酷なテストに合格したヒョンジュンとサウは、NSSに入局。NSSでヒョンジュンはスンヒと再会し、出会いが意図的だったことを知って、不快感をあらわにする。しかし、ヒョンジュンはスンヒに引かれ、上司として厳しく接するスンヒにヒョンジュンがいきなりキスをしたことをきっかけに、2人は周囲に秘密で交際を始める。そして、ヒョンジュンはサウと次期大統領の有力候補といわれる男の命を助け、初任務を成功させる。その後、大統領官邸に招待されたヒョンジュンは、忘れていた幼いころの記憶を思い出す……という物語。

一度見たものは必ず覚えるという天才的な記憶力と、的確な判断力でNSSでめざましい活躍を見せるヒョンジュンは、科学者だった両親とともに事故に遭遇して孤児となり、7歳以前の記憶がない。物語が進むにつれ、ある陰謀に巻き込まれ、スンヒとも離ればなれになってしまい、陰謀の首謀者を突き止めるために、巨大な勢力に立ち向かっていくことになる。

放送は、日本語吹き替えで行われ、ヒョンジュンの声を俳優の藤原竜也さん、スンヒを女優の黒木メイサさん、サウを俳優の城田優さん、韓国アイドルグループ「BIG BANG」のT.O.Pさんが演じたビックを魔裟斗さん、ソンファを女優の南沢奈央さん、NSSの最高権力者・サンを松方弘樹さんが担当する。毎週水曜午後9時から放送。(毎日新聞デジタル)