北朝鮮大使が米国メーカーのスマホを使うのか――。28日、スイス・ジュネーブであった国連人権理事会の議場内で、北朝鮮の徐世平・ジュネーブ国連代表部大使がおもむろに米アップル製「iPhone(アイフォーン)」とみられるスマートフォンを取り出し、周囲の注目を集めた。

【写真】国連人権理事会の議場内で、米アップル製「アイフォーン」とみられるスマホを使う北朝鮮の徐世平・ジュネーブ国連代表部大使=28日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部、松尾一郎撮影

 議場では、日本と欧州連合(EU)が提案した北朝鮮の人権侵害を非難する決議が賛成多数で採択された。徐大使は採択前、「米国、日本、EUには他国の人権状況を報告する資格はない」などと激しい口調で非難していた。

 採決は6カ国が反対、11カ国が棄権した。徐大使は中国など反対票を投じた各国代表の席を回ってあいさつ。その途中、議場内の通路でスマホを取り出してしばらく立ち尽くしていた。(ジュネーブ=松尾一郎)
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