来春にAKB48グループで“大量卒業か!?”という噂が各所で持ち上がっている。毎年恒例のイベント「AKB48リクエストアワー」の開催が一部、1月から4月にズレたことにその一因があるという。舞台裏を探ると、一気に20人の卒業者が出る大規模イベントの可能性も出てきた。

 アイドルグループ「AKB48」が27日、ナゴヤドームで行われた握手会で毎年恒例の「AKB48リクエストアワー」の日程を発表。2008年から毎年1月に開催されてきた同イベントは、AKB48および姉妹グループ(SKE48、NMB48、HKT48、SDN48)の対象曲からファン投票で選ばれた曲をカウントダウン形式で発表、歌唱する“楽曲総選挙”。これまでは上位100位までを発表してきたが、今回は200曲まで拡大された。

 200位から101位までは来年1月23日から4日間にわたって発表。上位100曲は4月6日に「さいたまスーパーアリーナ」で披露される。

 この“日程”にネット上ではファンが敏感に反応。100位以内の発表が4月6日にずれたことに、「投票期間と開催時期が空き過ぎる」という声とともに「メンバーの『大量卒業式』が行われるのではないか?」と心配する声が噴出しているのだ。

 どういうことか? AKBに詳しいある出版関係者が指摘する。「ここ最近、『あまり人気のない初期や中堅メンバーが大量卒業するのでは?』という噂が流れていたんです。来月のAKB48グループのドラフト会議で、30人近くの若手メンバーが加入する予定ですからね。リクエストアワーはそういう意味では格好の舞台になるので、そう思うファンが多いのでしょう」

 このイベントはシングル曲だけではなく、各劇場で歌われ、一般的には知られていない公演曲も多く選ばれる。公演曲の中には「人気のない初期や中堅メンバー」が目立つポジションで歌える曲もある。これまで卒業したメンバーが、大きな舞台で卒業式をする機会がなく、ファンの前で最後の歌唱姿を披露できずに去ったケースもあった。それなら“最後の花道”として、メンバーが歌唱したり、次へのステップを語る機会を設けた方がファンも納得するだろうということだ。

 ある芸能プロスタッフも「大量卒業という話は聞いたことがある」として、こう続ける。

「初期や中堅メンバーで、一度も卒業を考えていない子はいません。スタッフなどに卒業を相談したり、辞めないように説得された経験を持つ子も数多い。今後もアイドルとして活動するよりも、違う道を模索した方がいい子がいるのが正直なところ。もしかしたら10~20人くらいの初期、中堅メンバーが卒業するかもしれません」と明かす。

 人気メンバーのようにメディアに出られなくても、地道に劇場で頑張っているメンバーを応援しているファンも多い。そんなファンにとっても卒業は悲しいかもしれないが、AKB48のコンセプトは「夢への通過点」。大舞台でメンバーの前向きな卒業を見られることはいいことかもしれない。
画像1