日本列島、だんごの大合唱だ! 

3日に発売され、初日だけで100万枚を売り上げたシングル「だんご3兄弟」が、発売2日目の4日、“ダブル・ミリオン”を達成した。CDショップのほとんどが品切れ状態のため、東京・虎ノ門にある発売元のポニーキャニオンにまで購入希望者が押し寄せるなど、異様な盛り上がりを見せている。



 初回出荷80万枚で発売された「だんご3兄弟」。シングルCDとしては異例の初回枚数に加え、初日だけで20万枚の追加注文がありの、あっという間に100万枚をクリア。シングルCDの売り上げが伸び悩む最近の音楽業界にあっては、まさに記録的快挙だが、その勢いは止まらない。

 さらに発売2日目のこの日、新たに90万枚の追加注文があり、わずか2日間で190万枚を達成。同曲を収録したアルバム「いっしょにうたおう大全集40」も10万枚を超えており、併せれば“200万枚”突破となった。

 この状況に、発売元のポニーキャニオンは、工場をフル稼働して生産をしているが、「現時点では、追加分90万枚のうち20万枚しか用意できない」と、うれしい悲鳴を上げている。

 それだけではない。街のCDショップのほとんどは品切れ状態とあって、東京・虎ノ門にあるポニーキャニオン本社にまで、購入希望者が殺到するほどの異常人気。同社では、「CDショップでお求め下さい」と丁重に対応するとともに、同様の貼り紙をして対処しているが、「こんなことは今までになかった」と、あまりの反響の大きさに驚きの表情だ。

 17日には同曲を収録したビデオも発売される。子供だけでなく、大人まで巻き込み、社会現象となった「だんご3兄弟」ブームはさらに盛り上がりをみせそう。453万枚を売り上げて、シングルランキングの頂点に立つ「およげ!たいやきくん」の更新という夢も現実味を帯びてきた。

 一方、同曲の大ヒットは株式市場にまで飛び火。発売元ポニーキャニオンの親会社、ニッポン放送の株価が、4日の株式市場で、前日比500円高の5100円と値幅制限いっぱいまで急伸した。

 また、同曲はNHK教育「おかあさんといっしょ」で放送されて火がついたが、同局の海老沢会長によると、これまでに民放テレビ23社から「だんご3兄弟」の映像の使用許諾申請があり、食品会社など100社を超える企業から「ぜひキャラクターとして使わせてほしい」との申込みがあったという。