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2018年10月

 確かな演技と視聴者を惹き付けるオーラで、若手女優のなかでも存在感を放っている芳根京子が、『高嶺の花』の月島なな役で『第13回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』助演女優賞を受賞した。芳根は、同賞第1回の新人賞(『表参道高校合唱部!』)に続いて2度目の受賞。まさにいま急成長を遂げている芳根が、初めて自分の意思で挑戦した今作での苦悩と乗り越えた壁について語ってくれた。

【写真】華道家・月島ななを好演、妖艶な和服姿の芳根京子

野島伸司脚本へのプレッシャーと責任感

――『高嶺の花』で助演女優賞を受賞されました。率直なお気持ちをお聞かせください。
芳根京子 まず、ありがとうございます。月島なな役で助演女優賞を受賞できて、とっても嬉しいです。『表参道高校合唱部!』で新人賞をいただき、今回は助演女優賞ということで、ステップアップできた感じがして、すごく自信にもつながります。

――これまでに『高校教師』や『家なき子』、『ひとつ屋根の下』など、数々の名作ドラマを手がけてこられた野島伸司さん脚本の作品に参加されていかがでしたか?
芳根京子 すごく責任感を感じました。石原さとみさんの妹役、しかも野島さんの描く“野島さんの世界”のキャラクターを自分に演じられるのかというプレッシャーがすごくあったので、乗り切れてホッとしています。

――芳根さんが演じられた月島ななは、前半と後半でまったく印象の異なる、非常に振り幅の大きな役でした。役作りをするうえで心がけていたことを教えてください。
芳根京子 顔合わせのときに、野島さんや大塚(恭司)監督から「ななは、そのままの京子ちゃんでいいです」と言われて、最初「他の方からみる私のイメージは“なな”なんだな」と受け止めて、外から見る自分像に驚きましたし、逆にそのままの自分っていうのはどんななんだろう?という迷いに入って、たくさん戸惑いました。戸惑ったけど、役を通して生きていくなかで、そのままっていうのは“芳根京子そのまま”じゃなくて、「わたしからでてくる感情のままでぶつかっていい」ということだと気づけたので、その後はななと向き合うのが本当に楽しく、最後までななとして出てくる感情をストレートに表現できたと思います。

■自分に足りない部分を経験したかった

――悩んだこと、苦労したことはありましたか?
芳根京子 贅沢な悩みですが、『表参道高校合唱部!』『べっぴんさん』『海月姫』と中心にいる役を演じられる恵まれた環境にいさせてもらったぶん、台本から得られる情報の少ない役をする経験があまりなく、どうしたらその役がちゃんと存在できるか、生きられるか、みなさまに世界の一員として観てもらえるかが自分にとっての課題だと感じていました。なので、「この作品をやりたい」という強い思いを、マネージャーさんに伝えて挑戦させてもらいました。自分に足りない部分を経験したいという目標や、自分でやりたいと言って挑戦したというプレッシャーも大きかったので、『高嶺の花』でこのような結果を残せたのが、なお嬉しいです。

――芳根さんにとって特別な作品だったんですね。
芳根京子 今まではオーディションで“ご縁”があった作品や、マネージャーさんに背中を押してもらって新しい作品に入っていたけれど、今回、「この役を私にやらせてもらえるのなら、やりたいです」と役が決まる前から自分発信でお願いして、それを受けてマネージャーさんが進めてくれた初めての作品なんです。主人公はほとんどの時間の動きや暮らしが台本に書いてあるけど、そうでない役は描かれていない時間が多くて、そのキャラクターがどう過ごしてきたかを自分で考えて、その人の生き様を濃くしていかなければならない。いつもは描かれた役を深くしていくけど、今回の役は見えない部分を自分で広くしていける楽しさがある。それを感じながら、濃くも薄くもできるのが、ななを通して感じたおもしろい部分でした。ドラマを観てくださっている方に「あの子、気になる!」とちゃんと思ってもらえる存在にしたかったので、それは達成できたかなと思います。

■石原さとみとの3ヶ月の撮影で美意識が高くなった

――今作に参加したことで、女優として学んだこと、成長したと感じることはありますか。
芳根京子 今まで話したこと以外の部分でいうと、石原さんとご一緒できたことが本当に勉強になりました。女性が主役の現場を経験させていただき、周囲から主演の方を見るという視点を自分自身で感じられたことが、とてもありがたかったです。女優としても、女性としても、1人の人間としても、たくさんのことを石原さんから学ばせていただきました。この3ヶ月を通して、美意識が高くなれた気がします。

――受賞を受けて、今後の活動への意気込みをいただけますか?
芳根京子 賞をいただくという経験がほとんどなかったので、「こうやって自信につなげるんだな」とすごく思いました。頭を使って考えて挑んだことが評価されたのがすごく嬉しいし、自分のなかでやりきれたなって思う作品で賞をもらえたことが嬉しいです。ななを演じている期間、人を信用していいのかわからないときもあったし、たくさん悩んで葛藤してきました。今までは、たくさんの人に支えられて立たせてもらっていましたが、プロデューサーの松原(浩)さんに「まわりを立てることもできるし、自分が出ることもできる」と言っていただけて、本当にそういう女優になりたいと思いました。今回は石原さんにたくさん支えていただいたので、これからもっと歳や経験を重ねて、いつかちゃんと石原さんみたいに現場も人もまとめてられて、役者としても人としても支えていけるような素敵なお芝居のできる大人になりたいです。

――最後に、応援していた視聴者へのメッセージをお願いします。
芳根京子 今回、ななが幸せになってくれてよかったというコメントをSNSなどでたくさんいただきました。私もななの幸せを一緒に願っていたので、みなさまがななに寄り添ってくださってとても嬉しかったです。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。これからもみなさまを魅了できるようなお芝居をしたいし、いつか「芳根が出てるから観よう」と思ってもらえるような存在感のある人になれるようにがんばります。これからも応援よろしくお願いします。

半年間の宇宙滞在から戻って7カ月後も髄液減らず、脳の一部の組織が減少

 人間の体は、重力の中でうまく働くように進化してきた。無重力下では、地上と同じようには機能しない。体液が頭のほうに上ることから、DNAの働きの変化まで、宇宙旅行は健康に何も問題がない人にも過酷な経験だ。

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 新たな研究によって、宇宙に滞在した宇宙飛行士の体を調査した結果、特に重要な臓器に影響が見られるという懸念が報告された。脳である。この研究結果により、無重力状態で長期間滞在すると、地球に帰還して7カ月が経過しても、脳に影響が残りうることが明らかになった。

 2018年10月25日付けの学術誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に発表された論文で、およそ半年間におよぶ国際宇宙ステーション(ISS)での滞在が、宇宙飛行士にどんな影響をもたらしたかが報告されている。ベルギー、アントワープ大学の科学者たちが率いる研究チームは、10人の男性宇宙飛行士のミッション前後の脳を、核磁気共鳴画像法(MRI)で撮影した。また、そのうちの7人については、ミッション終了後7カ月目にも撮影した。

 これまでの研究で明らかになってきたように、宇宙に滞在すると、頭蓋骨内の脳脊髄液(脳漿、髄液ともいう)が増加すると考えられる。脳脊髄液は透明な液体で、動いたり衝撃が加わったりした際に脳のクッションのような役割をし、脳圧を正常に保つ働きもある。

「人間は地球の重力下で立って生活するように適応しており、重力がなくなると、体内の液体はすべて頭の方に移動します」と論文の共著者でドイツ、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンの教授ペーター・ツー・オイレンブルク氏は話す。論文によると、宇宙から帰った直後は、脳の「灰白質(主に神経細胞の細胞体が集まる組織)」の体積が最大で3.3%減っていた。宇宙に滞在中に、過剰な脳脊髄液が圧迫していたためと考えられる。そのときに減った分は、しばらくすると回復したものの、数カ月経つと今度は別の場所の灰白質が減っていた。宇宙に行く前と比べると、灰白質は全体で計1.2%ほど減っていた。

 一方、主に神経線維からなる脳の「白質」は、当初は宇宙滞在の前後で変化がないように見えた。しかし、地球に戻って数カ月がたつと、体積が減っていたことが明らかになった。

 これらの原因として疑われるのはやはり脳脊髄液だ。地上に戻って約7カ月を経過しても、一部の脳脊髄液の量は増えたままになっていた。その影響によるものと考えられている。

 これらの身体的変化が、認知機能や心の健康に影響を及ぼすのか、どのような影響があるのかを明らかにするためには、さらなる研究が必要だ。しかし、今回の研究により、宇宙に長期滞在した影響が、宇宙飛行士に永続的に残る可能性がまたひとつ加わった。さらに、地球の周回軌道、あるいは、いつの日か遥か彼方の宇宙を目指す者が、備えておかなければならない生物学的な変化は他にもある。


視力が戻らない宇宙飛行士も

 脳脊髄液の量が変化すると、別の影響が出る可能性もある。視界がぼやけるのだ。これは、地球に帰ってきた宇宙飛行士によく見られる症状で、最初に疑われた原因は、体液(血液とリンパ液)が頭に上ることだった。NASAの推定では、340日間宇宙に滞在した宇宙飛行士スコット・ケリー氏の場合、足から頭に向かって2リットルほどの体液が移動したという。この影響で宇宙飛行士の顔がむくむことはよくあるが、同じ理由で視力が低下するのかもしれないと科学者は考えていた。

 しかし2016年、原因は体液ではなく脳脊髄液であることが明らかになった。脳内に移動してきて過剰になった脳脊髄液のせいで、眼の裏側の圧力が高まり、眼球が平らに変形し、視神経が外側に押されることが判明した。宇宙飛行士の中には、地球に帰ると重力のおかげで、視覚障害が治る者もいるが、今回の論文で示されたように、地球に帰還すれば、すべての脳脊髄液が元に戻るわけではない。このため、不幸にも視力が戻らない宇宙飛行士もいるが、宇宙滞在による視覚障害の治療法は知られていない。

DNAが変化した!?

 2018年、「スコット・ケリー氏のDNAが変化した」という驚くべきニュースが報じられ、話題になった。ケリー氏自身も、この報道に驚いたという。「なんだって? 私のDNAが7%変化した? 知らなかった! この記事で初めて知ったよ」とケリー氏はツイートした。「たぶん良いニュースだ! これでもう双子の兄弟の『マーク・ケリー』と間違われないね」

 実際には、スコット氏のDNAが変化したわけではない。もちろん、地球に暮らしていた一卵性双生児のマーク氏のDNAが変化したのでもない。宇宙に滞在したことが、スコット氏の一部の遺伝子の発現に影響を与えたのだ。

 DNAは遺伝子を構成するいわば文字列であり、遺伝子は体を作るタンパク質の設計図のようなものだ。実際になんらかの器官が作られたり、なんらかの機能が働いたりするためには、特定の遺伝子が発現しなければならない。宇宙滞在は、とりわけ免疫系、DNAの修復、骨の成長に関する遺伝子の発現に影響を与えるようだ。NASAの研究によると、スコット氏が地球に帰還した半年後でも、これらの遺伝子の発現の7%が変化したままであると確認された。


筋肉と骨が衰える

 地球の重力の下では、ソファに横たわり動画を見ている時でさえ、体は驚くほど働いている。しかし宇宙では、こうした負荷が一切かからない。このため、筋肉はすぐに衰え、骨折しやすくなる。宇宙に1カ月滞在するごとに、およそ1~2%の骨量が失われる。特に腰や脚の減少が著しい。骨量の減少により、血中カルシウム濃度が増加するため、腎臓結石になる危険性も高まる。

 こうした悪影響はだいぶ前から知られており、ISSに滞在する宇宙飛行士は、低重力環境での筋肉と骨の衰えを防ぐため、精力的に運動している。カルシウムやビタミンDが特に豊富な食事に変更することも、リスクの軽減に役立つ。

 反対に、宇宙飛行士が地球に帰って来た際には、鍛える方法はいくらでもあり、地球の重力に慣れる時間もたっぷりとある。「頭を手で支えるという奇妙な初体験をしました」と2013年にISSに滞在した宇宙飛行士クリス・ハドフィールド氏はCBCニュースのインタビューで答えた。「5カ月もの間、首の上で頭を持っていなければなりませんでした」

精子は宇宙でも元気だった

 宇宙に滞在すると人体に多くの悪影響が出るが、未来の宇宙飛行士が心配する必要がないかもしれないことが1つある。子作りだ。2017年に発表された研究によると、凍結乾燥して周回軌道上で9カ月間保管したネズミの精子からでも、健康な子どもが生まれた。

 もちろん、宇宙での性行為には、別の問題が生じるかもしれない。この手の実験は、まだ認められていないからだ。低重力下における物理学は、本稿のテーマから外れるが、いずれにせよ、このネズミの研究結果により、将来の世代が他の惑星に定住する際に、生殖補助技術が役立つ可能性が示唆された。

 先週末(10月26日~10月28日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、人気ホラー映画シリーズの新作『ハロウィン(原題) / Halloween』が興行収入3,141万9,070ドル(約35億円)で2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

レディー・ガガの美声がすごい!2位の『アリー/スター誕生』本編映像

 ハロウィン前最後の週末とあって、2週目も好調をキープ。約1,000万ドル(約11億円)という抑えた製作費でありながら、累計興収は1億2,607万5,470ドル(約139億円)に達している。本作が描くのは傑作と名高い第1弾から直接続く物語で、オリジナル版で“スクリームクイーン”として名をはせたジェイミー・リー・カーティスがローリー役でカムバックしたことも話題だ。

 レディー・ガガが主演を務め、アカデミー賞レースで存在感を見せることになりそうな『アリー/スター誕生』も引き続き好調で、公開以来4週連続で2位を記録。累計興収は1億4,861万4,479ドル(約163億円)となった。

 ジェラルド・バトラー&ゲイリー・オールドマン共演のR指定アクションスリラー『ハンター・キラー(原題) / Hunter Killer』は興収665万3,777ドル(約7億円)で5位デビューだった。また、前回の成功を受けて拡大公開された『ミッドナインティーズ(原題) / Mid90s』が20位から10位にジャンプアップした。1990年代のロサンゼルスを舞台に、年上のグループと初めてつるむようになった13歳の少年の姿を追ったコメディードラマで、コメディアンで俳優のジョナ・ヒルの監督デビュー作だ。

 今週末は、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記ドラマ『ボヘミアン・ラプソディ』や、ディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』などが公開される。(編集部・市川遥)

10月26日~10月28日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ハロウィン(原題) / Halloween』
2(2)『アリー/スター誕生』
3(3)『ヴェノム』
4(4)『グースバンプス2:ホーンテッド・ハロウィーン(原題) / Goosebumps 2: Haunted Halloween』
5(初)『ハンター・キラー(原題) / Hunter Killer』
6(6)『ザ・ヘイト・ユー・ギブ(原題) / The Hate U Give』
7(5)『ファースト・マン』
8(7)『スモールフット』
9(8)『ナイト・スクール(原題) / Night School』
10(20)『ミッドナインティーズ(原題) / Mid90s』



Box Office Mojoが発表した情報によると、北米で先週末公開された、ホラー映画『ハロウィン』(78)のシリーズ第11作となる最新作『Halloween(原題)』の公開週末の全米週末興行収入が7622万ドル(約84億円)を記録し首位デビュー。本作は、女性が主役のホラー映画としても史上最高の週末興収を記録した。また、2周目の週末となった26~28日も、3日間で3200万ドル(約35億円)を記録し、累計興行収入は1億2670万ドル(約140億円)に到達している。

【写真を見る】『ハロウィン』最新作が異例の大ヒット!59歳になったジェイミー・リー・カーティスが再び主演

新作『Halloween(原題)』は、1978年のオリジナル版『ハロウィン』の続編で、ヒロインのローリー・ストロードを演じた女優、ジェイミー・リー・カーティス(59)が再び主演している。本作は、55歳以上の女優が主人公の作品としても、過去最高の公開週末興収を記録したことで注目が集まっている。

ストーリーは、第1作の40年後を舞台に、精神病棟から搬送されている間にマイケル・マイヤーズが脱出してしまうことから始まる。過去がトラウマになっていたローリーは、疎遠の娘カレンと愛孫を脅威から守るため、再び立ち上がる…という内容。

根強いファンベースが存在するホラー・ジャンルは、ファンの心をつかめば大ヒットするものの、続編やリメイクで観客を落胆させて、失敗に終わった作品が数多く存在する。本作を企画したミラマックスは、『ハロウィン』の続編の成功のために、『ゲット・アウト』(17)や『スプリット』(16)といった人気ホラー映画を発信する製作会社のブラムハウス・プロダクションズと、共同製作をすることを決定した。

米Deadlineによると、ブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムは、ホラー映画の続編の製作をする際は、必ず原作の製作者に参加してもらうことを重視しているそうで、直々に原作のジョン・カーペンター監督に参加を懇願したそうだ。結果、カーペンターは本作に、製作総指者とクリエイティブ・コンサルタントとしてだけでなく、映画音楽家の息子とともに作曲家としても参加している。

本作のメガホンを握ることになったのは『スモーキング・ハイ』(08)や『セルフィッシュ・サマー』(13)、『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(17)で知られるデヴィッド・ゴードン・グリーン監督。ホラー監督でない彼を監督に抜擢したのも、ブラムハウスの工夫だ。例として、ブラムハウスが製作し大ヒットした『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督は、元々はコント劇で知られるコメディアンだ。また、本作の脚本はグリーン監督が、コメディ俳優として知られるダニー・マクブライドと共同執筆している。このようにジャンルに縛られず、斬新な感覚を持つクリエイター達に指揮をとらせることで映画の成功を試みたようだ。

ブラムハウス・プロダクションズは観客の求める映画の追求を徹底していることでも知られており、『ゲット・アウト』を製作した際は、テスト試写の際のファンの意見を反映させて、エンディングを大幅に変更し、撮影をし直した。本作も、テスト試写の観客のリアクションをうけて、およそ500万ドルをかけて追加撮影と修正を行なったそうだ。

映画界でパワーアップする女性の存在を強調し、徹底した製作スタイルで作られた現代版ホラー・クラシックの『Halloween(原題)』に、ぜひ注目してほしい。(Movie Walker・LA在住/小池かおる)



 スパイダーマンの宿敵・ヴェノムが主人公のマーベル映画『ヴェノム』の全世界興行収入が、公開4週目にして5億ドル(約550億円)を突破した。

【動画】トム・ハーディが最も残虐な悪に!映画『ヴェノム』新予告編

 10月5日に全米公開された本作は、公開初週で興行収入8,025万5,756ドル(約88億円)を記録し、全米ボックスオフィスで首位を獲得。公開2週目でも、『アリー/スター誕生』『ファースト・マン』といった大作を抑えて首位をキープ。公開4週目での全米累計興収は、推定1億8,728万2,314ドル(約206億円)となっており、すでに本作の製作費約1億ドル(約110億円)を超える好成績を記録している。

 この数字を踏まえた全世界累計興収は、推定5億838万2,314ドル(約559億円)となり、『アントマン&ワスプ』の6億2,243万158ドル(約684億円)や『ジャスティス・リーグ』の6億5,792万4,295ドル(約723億円)といった他のアメコミ映画の全世界興収を超える可能性も出てきている。また、間もなく公開を控える日本と中国では、スパイダーマンをはじめとしたマーベル映画の人気が高く、両国の興行成績次第で数字がさらに伸びることが予想される。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 『ヴェノム』は、ジャーナリストのエディ(トム・ハーディ)が違法な人体実験を行う財団の真実を追う中で地球外生命体“シンビオート”に寄生され、ヴェノムとして戦う姿を描くアクション。11月2日より全国公開。(編集部・倉本拓弥)



[ロサンゼルス 28日 ロイター] - バラエティ・ドット・コムによると、週末の北米映画興行収入ランキングは、デビッド・ゴードン・グリーン監督によるホラー映画「Halloween(原題)」が3200万ドル(約35億7800万円)を稼ぎ、前週に続き首位となった。26日時点で興収合計は1億ドルを突破した。

同作品は、1978年公開のジョン・カーペンター監督による「ハロウィン」の40年後を描く直接の続編となる。

海外で2500万ドルを稼ぎ、これまでの全世界興行収入は1億7200万ドルに達した。

2位は4週目に突入したレディー・ガガ主演映画「アリー/スター誕生」(日本公開12月21日)で、1400万ドルを稼いだ。公開以来の興収合計は1億4800万ドル。

ガガの相手役俳優のブラッドリー・クーパーが監督も務めた同作は、1937年の「スタア誕生」の3度目のリメイクとなる。1954年にジュディ・ガーランド主演で、1976年にバーブラ・ストライサンド主演でリメークされている。

3位はマーベル・コミックのキャラクターを主人公にしたスーパーヒーロー映画「ヴェノム」(同11月2日)で、1080万ドルを稼いだ。

トム・ハーディがエディ・ブロック(ヴェノム)を、エディのガールフレンドをミシェル・ウィリアムズが演じる。監督はルーベン・フライシャー。

4位はファミリー向け映画「Goosebumps 2: Haunted Halloween」で750万ドル。人気ホラー小説シリーズ「グースバンプス」の映画化第2弾。

5位は初登場の「Hunter Killer」で665万ドルを稼いだ。ジェラルド・バトラーゲイリー・オールドマン出演の軍事スリラー。

 [映画.com ニュース] 10月27~28日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。第31回東京国際映画祭が25日より開幕し、この週末は4本の秋の新作がランクイン。「映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が首位スタートを切った。

 同作は「プリキュア」シリーズ15周年を記念し、最新作「HUGっと!プリキュア」とシリーズ第1作「ふたりはプリキュア」が共演する劇場版。全国230スクリーンで公開され、オープニング2日間で観客動員30万9781人、興行収入3億5357万7300円をあげた。これは昨年同時期に公開された「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」の興収比182.9%。今年3月に公開され、歴代最高のオープニング興収を記録していた「映画プリキュアスーパースターズ!」(最終興収8.4億円)を上回る歴代最高の出足。最終興収15億円突破に向けて好スタートを切った。

 2位には「旅猫リポート」が初登場。同作は有川浩の同名ベストセラーを原作に、福士蒼汰演じる心優しき青年と高畑充希が声を担当したツンデレ猫が織りなす旅の行方を描いたロードムービー。16年に公開され、最終興収22億円を記録した「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の三木康一郎監督がメガホンをとった。26日より全国321スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万2000人、興収1億0300万円を記録。この成績は「植物図鑑」の興収比30.1%で、まずは興収5億円超えが当面の目標となりそうなスタートとなった。

 2週連続首位だった長編アニメ「宇宙の法 黎明編」は3位となったが、週末2日間で動員6万5000人、興収8300万円を記録。累計興収は5億6000万円を突破した。

 新作では他に、「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」が9位にランクイン。「海猿」や「S 最後の警官」の原作者・小森陽一の人気小説「オズの世界」を波瑠と西島秀俊の共演で映画化したもの。26日より全国239スクリーンで公開された。物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していくサスペンススリラー「search サーチ」は、全国60スクリーンでの公開ながら10位発進となっている。

 なお、5位「日日是好日」の累計興収が間もなく6億5000万円に到達する。6位「プーと大人になった僕」の累計興収は23億円を突破した。



『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が、10月27日からの公開2日間で30万人以上を動員し、3億5,000万円を突破する興行収入を記録。最終興収15億円も視野に入れる、シリーズ歴代最高のスタートを切ったことがわかった。

【フォト】ギネス認定書を受け取った東映アニ メーションの社長である高木勝裕

初日2日間の動員数30万9,781人、興行収入3億5,357万7,300円という数字は、2017年10月公開の劇場版『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ』との対比で182.9パーセントとなる。この成績は、初日2日間の興行収入として歴代最高を記録していた2018年3月公開の劇場版『映画 プリキュアスーパースターズ!』を上回る結果だ。

また10月27日に東京・新宿バルト9で開催された初日舞台挨拶では、劇中で歴代55人のプリキュアが活躍することが「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」にあたるとして、ギネス世界記録への正式認定も行われた。

ギネス世界記録の快挙について、野乃はな/キュアエール役の引坂理絵は「申請すると聞いた時は、皆さんと同じように『ギネス世界記録!?』という驚きがあって、言葉しか聞いたことないよ…と思っていましたが、このタイミングでプリキュアに関わることができてうれしかったです」との感慨をコメント。

敵キャラクター・ミデン役としてゲスト出演した宮野真守は「棚からぼた餅!」とおどけつつ、「ギネス世界記録認定された作品に参加できるなんてないことですし!マジカルウォーリアーズっていうんだって、初めて知りました。55人が認定…僕認定されてませんね!?マジカルウォーリアーズになれるように頑張ります!」と会場の大きな笑いを誘った。

『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』はこのほか、週末興行収入ランキングでも初登場第1位を飾っており、10月27日のぴあ映画初日満足度調査でも92.4点で第1位をマークした。『プリキュア』シリーズ15周年記念作が、さらなる大記録の達成に向けて走り出す。



10月25日に年に一度の映画の祭典、第31回東京国際映画祭が開幕し、ハロウィンを目前に街がにぎわったこの週末。10月27・28日の週末動員ランキングでは、毎年恒例となった人気シリーズの最新作『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が1位に輝いた。

【写真を見る】超かわいい!ネコのナナの名演に注目

■ 『プリキュア』は歴代最高のスタートに!

同作は土日2日間で動員30万9700人、興収3億5357万円を記録。週末2日間の成績としては、今年3月に公開され、シリーズ歴代最高だった『映画プリキュアスーパースターズ!』の動員20万3600人、興収2億2715万円を大きく上回る結果をたたき出した。最新シリーズの「HUGっと!プリキュア」と初代の「ふたりはプリキュア」の、シリーズ15周年を記念したコラボということで公開前から話題となっていたが、歴代55人のプリキュアが活躍するというのはファンにはたまらなかった模様。「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」として、ギネス世界記録に正式認定されたというのも驚きだ。

ちなみに、9月29・30日の週末動員ランキングで1位となった『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』から5週連続でアニメ作品が1位となる珍しい結果となった。

■ 人間顔負けのネコの名演に注目

2位には有川浩の人気小説を映画化した『旅猫リポート』が土日2日間で8万2000人、興収1億300万円を記録する好スタートでランクイン。主演の福士蒼汰とその相棒であるネコのナナは東京国際映画祭のレッドカーペットにも登場し、会場を訪れた観客からも黄色い声援が送られた。

その他の作品では、波瑠主演の『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』が9位に、『search/サーチ』が10位にランクイン。今週末は11月1日(木)に『ビブリア古書堂の事件手帖』、11月2日(金)に『ヴェノム』など、話題作が続々と公開となるが、アニメ以外の作品が首位となるのかに注目したい。(Movie Walker・文/トライワークス)



 10月27~28日の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、プリキュア15周年記念作品『映画HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が、初週土日動員30万9781人、興収3億5357万7300円を挙げ、初登場首位に輝いた。この数字は、昨年秋に公開された『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』との興収比182.9%を記録。シリーズ歴代でも最高の出足となった。

【写真】写真で見る「10月27日~10月28日全国映画動員ランキング」


 2位も初登場の『旅猫レポート』が、初週土日動員8万2000人、興収1億300万円を記録しランクイン。有川浩原作、三木康一郎監督という組み合わせは、2016年に公開された『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』と同じ。『植物図鑑~』は最終興収22億円を突破しただけに、どこまで迫れるか注目が集まる。

 公開3週目を迎えた『日日是好日』は5位と先週より2つほど順位を下げたが、累計では6億5000万円に迫る勢い。6位は公開7週目の『プーと大人になった僕』。こちらは累計動員175万人、興収23億円を突破した。

 その他、9位に波瑠と西島秀俊が共演した『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』、10位に『search/サーチ』がそれぞれ初登場でランクイン。『search/サーチ』は60スクリーンという小規模公開ながらトップ10に入るなど、非常に高いスクリーンアベレージを記録した。

 10月27日~10月28日全国映画動員ランキングは、以下の通り。

第1位:映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ
第2位:旅猫リポート
第3位:宇宙の法 ―黎明編―
第4位:億男
第5位:日日是好日
第6位:プーと大人になった僕
第7位:ルイスと不思議の時計
第8位:クワイエット・プレイス
第9位:オズランド 笑顔の魔法おしえます。
第10位:search/サーチ



映画全編がPC画面の映像で展開するサスペンス・スリラー『search/サーチ』が、先週10月26日(金)より公開。その週末興行成績が2016年公開『ドント・ブリーズ』の139%となるスマッシュヒットを記録、SNSには絶賛の口コミが拡がっている。

【画像】『search/サーチ』場面写真

物語が100%PCの画面上で展開していく斬新なアイデアと巧みなストーリーテリングで「サンダンス映画祭2018」で話題となり、観客賞を受賞した本作。全国わずか60スクリーンでの上映にもかかわらず、10月26日(金)から28日(日)まで公開3日間の累計興行収入は4,647万1,100円(動員34,574人)を突破。最終興収4億8000万円をたたき出した新感覚スリラー『ドント・ブリーズ』(公開週末3日間興行成績3,338万9,460円/動員23,027人)の139%にあたる好スタートとなった。

本作の斬新な映像手法には、TV・新聞・雑誌・ウェブなど各メディアの評価も高く、公開後はSNSでも、「こんなに面白い映画がまだ作れるのかと腰が抜けた」「身悶えするほど面白かった!」「舐めてたごめん、映画だわコレ!! ってなった とりあえず皆様観て」と大反響。ふだんSNSを利用している人なら誰もが思い当たる“あるある”も盛り込まれ、「SNS利用者必見」「リアルに起きそうな問題を提示」といった声や、二転三転する衝撃展開に「ネタバレを踏まないうちに観に行ったほうがいい」といった声も上がっている。

スター・トレック』シリーズのスールー役で人気の韓国系アメリカ人俳優ジョン・チョーが、愛する娘の行方を追う父親デビッドを熱演。監督はGoogle Glassだけで撮影した短編映画『Seeds』(原題)がネットでセンセーションを巻き起こした27歳のインド系アメリカ人アニーシュ・チャガンティ。最先端のデジタル技術を駆使した劇場用映画デビュー作で、失踪した娘を追う父親の追跡をPCの画面だけで見事に構築した。

今週(10月22日〜28日)のTSUTAYAレンタルランキングが発表された。

今週の1位は「名探偵コナン ゼロの執行人」が前週2位からランクアップし1週で首位を奪還。通算3週目の1位獲得となった。コナンシリーズでは異例の好記録が続いている。

今週は初登場作品はなく旧作が細々な順位変動があるものの前週と変わらない顔ぶれとなった。

10位には生田斗真と瑛太が共演の話題作「友罪」が前週11位からランクアップし初登場7位以来のTOP10入り。

15位には「映画ドラえもん のび太の宝島」が2週連続で順位を大きくあげ前週20位からジャンプアップ。


【週間レンタルTOP10】
1位、名探偵コナン ゼロの執行人(2位)
2位、ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(1位)
3位、パシフィック・リム:アップライジング(3位)
4位、ランペイジ 巨獣大乱闘(4位)
5位、ボス・ベイビー(6位)
6位、デッドプール2(5位)
7位、ちはやふる-結び-(7位)
8位、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(9位)
9位、メイズ・ランナー:最期の迷宮(8位)
10位、友罪(11位)

カッコ内は前週の順位。
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