主婦やサラリーマンらの間でひそかなブームとなっているお魚ソング「おさかな天国」が20日、発売された。初回10万枚が完売したほか、追加注文が15万枚と初日だけで25万枚が売れる好調な滑り出し。発売元のポニーキャニオンでは、「『およげ!たいやきくん』『だんご3兄弟』に迫れれば」とメガヒットに期待を寄せている。


 「サカナ、サカナ、サカナ〜」という一度聞いたら忘れられないメロディーと歌詞が受け、昨年秋ごろから口コミやインターネットを通じてブームとなった「おさかな天国」。前評判通りの上々なスタートを切った。

 全国のCDショップ店頭では、発売に合わせ、曲を流してPR。都内のある店舗では、女子高生のグループが足を止めて「この曲知ってる!」と話題にするなど反応もよく、発売と同時に売り切れる店が続出。追加注文を合わせ、初日だけで25万枚を達成した。

 ファミリーソングとしては、455万枚を売った「およげ!たいやきくん」や、380万枚の「だんご3兄弟」が有名。発売元のポニーキャニオンでは、好調な出足にも「両作品に迫れれば…」と慎重だ。

 平成11年に発売された「だんご3兄弟」は、初回30万枚で、初日の追加注文が40万枚の計70万枚だっただけに、ミリオンヒットを簡単にぶち上げられないのは仕方ないところ。だが、「だんご−」はNHK「おかあさんといっしょ」で発売前から連日流れ、発売時は爆発的な人気を集めるなど事情も大きく違う。

 同社では「『おさかな天国』はいわゆるストリート系みたいなもの。ジワジワと火がつき、売り上げを伸ばしていくと思う」と手応えは十分といった感じのようだ。

 今後、振り付けが覚えられるプロモーションビデオ(90秒)をワイドショーなどテレビ番組で放送するほか、CDショップの店頭などで流し、“おさかなブーム”を盛り上げていく予定。「たいやき」「だんご」に、どこまで迫れるか。