黒岩広報が身代わり出頭

 プロ野球・西武ライオンズの松坂大輔投手(20)が先月13日、東京都文京区内の路上で駐車違反の乗用車をレッカー移動され、球団広報課の黒岩彰課長(39)が大塚署に身代わり出頭、自分名で反則切符を切られていたことが、13日わかった。松坂投手はこれより先に違反を重ね、免許停止中だった。警視庁交通捜査課と大塚署は同日午後、松坂投手を道交法違反(駐車違反、無免許運転)容疑、黒岩課長を刑法の犯人隠避容疑でそれぞれ書類送検する。

松坂投手「後で知った」 黒岩広報「自分の判断」

 調べによると、松坂投手は先月13日午前9時55分ごろから約1時間半にわたり、交際している女性の自宅マンションを訪問するため、文京区音羽の駐車禁止場所に乗用車を停車させた疑い。松坂投手は違反が積み重なり、8月30日から2か月間の免許停止処分を受けていた。

 一方、黒岩課長は同日午後4時ごろ、松坂投手の身代わりになって同署に出頭、「自分が駐車した」などと申し出て、松坂投手の違反を隠した疑い。黒岩課長は松坂投手から車がレッカー移動されたと連絡を受け、同署に出向いたという。

 調べに対し、松坂投手は「駐車違反をしたことは申し訳ない。黒岩課長の身代わり出頭は後で知った」などと話した。また、黒岩課長は「レッカー移動された乗用車は球団のもので、自分が管理しており、出頭は自分の判断だった」などとしている。

 松坂投手が駐車違反をした日はちょうど20歳の誕生日で、シドニー五輪への出発を翌日に控え、午後には都内のホテルで記者会見に臨んでいた。

 松坂投手は、女性の自宅マンションを訪れていたことが発覚し、球団の小野賢二社長から「自己管理が甘い」と厳重注意されていた。松坂投手は反省の意味を込め、球団の処分とは別に、今オフに社会奉仕活動を行うことを表明していた。

 小野社長は「すべての処置は警察にお任せしてあります。球団としては、この問題について厳重注意し、二度と起こさないように申し渡しています。お騒がせして大変申し訳ありません」とコメントしている。

 違法駐車だけなら反則切符で済むが、無免許運転の場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金。犯人隠避の罪は、2年以下の懲役または20万円以下の罰金が科される。



 松坂投手は、横浜高校3年の時に甲子園の春夏を連覇し、国体でも優勝した。98年にドラフト1位で西武に入団。昨年は16勝5敗の好成績で、高校出新人としては45年ぶりの最多勝のタイトルを手にしたのをはじめ、新人王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞などを獲得、西武のエースとなった。また、西武ドームで先発した14試合で観客数5万人を2度記録する人気ぶり。今季は27試合に出場、14勝を挙げている。シドニー五輪でも活躍した。

 黒岩課長は1988年のカルガリー五輪スピードスケートの銅メダリスト。大学チームの監督を経て98年、アイスホッケーなどのチームを抱える「コクド」の広報課長補佐として、西武グループに迎えられた。99年5月、松坂投手の「専属広報」として球団入り。取材対応やCM出演などの交渉を担っていた。

 土本武司・帝京大法学部教授(刑法)の話「犯人隠避は、場合によっては公判請求もありうる悪質な犯罪だ。やくざの世界ならよくある破廉恥罪であり、スポーツ選手に関しては私の知る限り初めてだ。反省の弁があれば、2人とも罰金刑だろうとは思うが、なぜそんなことをしたのか」


西武ライオンズの松坂大輔投手(20)が無免許運転をした上、駐車違反をし、球団の黒岩彰広報課長(39)が身代わり出頭していたことが13日、警視庁交通捜査課などの調べで分かった。

同課は同日、2人の行為は悪質だとして、道路交通法違反の疑いで松坂投手を、犯人隠避の疑いで黒岩課長を書類送検する。

松坂は2年連続のパ・リーグ最多勝投手でシドニー五輪に出場したばかり。

黒岩課長は元スピードスケート選手で五輪銅メダリスト。

2人の大物の違法行為に、衝撃が広がった。

調べによると、松坂は9月13日未明、東京都文京区音羽のマンション前路上に球団名義の松坂専用の車を約1時間半にわたって駐車。

車は同日朝に駐車違反でレッカー移動され、同日午後、黒岩課長が大塚署に
車を引き取りにきて「私が違反した」と、身代わり出頭した疑い。

車は球団名義の所有で出頭時、黒岩課長が自分の違反と申告したため、当初は黒岩課長の違反となっていた。

ところが、10月初旬に写真週刊誌「FRIDAY」が、この車を松坂が乗り、現場近くに住んでいた日本テレビの人気“巨乳”アナ、柴田倫世さん(25)と密会していたと暴露する記事を掲載。

このため、今月になって、同課などが松坂と黒岩課長に事情を聴いたところ、
身代わり出頭だったことが判明した。

しかも、松坂投手はスピード違反などで8月30日から10月28日まで
免停中で、駐車違反をした日は無免許運転だった。


 プロ野球西武ライオンズの松坂大輔投手(20)が、運転免許停止中に乗用車を運転したうえ駐車違反し、身代わりとして球団の黒岩彰広報課長(39)が出頭したとして、警視庁交通捜査課と大塚署は13日、松坂投手を道路交通法違反(駐車違反、無免許運転)の疑いで、黒岩課長を犯人隠避の疑いで、それぞれ東京地検に書類送検する。黒岩課長はカルガリー冬季五輪スピードスケート500メートルの銅メダリスト。

 調べでは、松坂投手は9月13日未明、東京都港区内で球団所有の乗用車を無免許で運転した後、同日午前9時50分ごろから約1時間半にわたって文京区音羽1丁目の駐車禁止地域の路上に駐車した疑い。車はレッカー移動されたが松坂投手は出頭せず、代わりに黒岩課長がその日のうちに出頭していた。松坂投手は、8月30日から交通違反のため運転免許が停止中だったという。

 調べに対し、松坂投手は「違反については誠に申し訳ない。黒岩さんが出頭したのは後で知った」と話している。一方、黒岩課長は「車が球団所有で自分が管理しているため出頭した」と話しているという。

 松坂投手は先月下旬、写真週刊誌で日本テレビのアナウンサーとの交際を報じられ、本人も認めた。その記事の中で、この日のレッカー移動の件も指摘されていた。

 松坂投手は、横浜高校時代からエースとして活躍し、1998年春の選抜高校野球大会と同年夏の全国高校野球選手権大会で連続優勝した。99年に西武ライオンズにドラフト1位で入団し、最初のシーズンに新人王、最多勝利など、数々の賞を獲得。「リベンジ」などの言葉が話題にもなった。今シーズンは、けがやシドニー五輪で戦線離脱する場面もあったが、14勝をあげて最多勝利投手を決めている。

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 西武の小野賢二・球団社長は「すべての処置は警察にお任せしています。球団としては厳重注意をし、二度と起こさないように本人に申し渡しています。お騒がせして申し訳ありません」とコメントを出した。続きを読む