JWSSNニュース(^з^)-☆

こちらはJWSSNニュースです。 情報提供お待ちしています。 我々JWSSNニュースは日本国内で起きたニュースはもちろん、世界で起きたニュースや小さいニュースなど180度様々な視点からお伝えします。 どうぞ、これからもJWSSNニュースを末永くよろしくお願いします。 ちなみに、JWSSNはジャワスンと読みます。 また、当ニュースの編集長は19歳の現役大学生ですのであしからず。

こちらはJWSSNニュースです。

19歳の現役大学生が編集長ですが・・・・(笑)

「女性も喜んでいる」と正当化

鉄道会社は大きなポスターで「痴漢撃退」を呼び掛けている(営団地下鉄池袋駅で)

 東京都内の居酒屋に現れたその男は、年齢50歳前後、セーターにジャケット姿といったカジュアルな服装だった。職業は明かさなかったが、細面の顔つきは気が小さそうな印象を与え、とても痴漢の常習者には見えない。

 取材先に紹介された彼は、ちゅうハイを一杯飲み干すと、悪びれる風もなく、朝の通勤電車の中の痴漢の“手口”を話し始めた。

 「ホームで好みの女性を探し、その後から電車に乗り込むんです。後ろからまず手で軽く触って、抵抗されなければ、今度は強く触る。相手の反応に注意するから、成功率はほぼ100%、自信がある。痴漢されることで、自分が女性と認められて喜んでいる面もあるんじゃないかな」

 痴漢行為を正当化するためか、被害に遭った女性への思いやりよりも、自分勝手で通俗的な理屈が続いた。「痴漢して興奮した後のセックスは普通と全然違う。この刺激がたまらず、どうしても痴漢がやめられない」

 手口に自信のある彼も、数年前、1度相手の女性に腕をつかまれて、必死に否定して逃げたことがある。時々、妻と2人の娘の顔がちらりとよぎるというが、「捕まった時は、出来心だと謝れば、何とかなるようになるでしょう」と言葉を濁すだけ。夫や父親としての自覚も、社会人としての責任感もその語り口からは全くうかがえない。話を聞いていて、欲するがままに物をねだる幼児を思い浮かべた。

 昨年、全国の鉄道施設内で強制わいせつと迷惑防止条例違反で捕まったのは974人。5年前に比べて3倍近くに増えた。今年になってからも、警察官、教師、中央官庁の管理職、医師やテレビ局幹部など、本来社会的に重い責任を担っている人が相次いで痴漢で捕まっている。

 「昭和性相史」の著者で、フリーライターの下川耿史(こうし)さんは、「痴漢は客観的に見ると、幼児的でせこい行為。教師や警官などの立場は、本来なら心理的なブレーキとなるべきものだが、逆に『社会的地位が高いのに痴漢する自分』に興奮しているのではないか。そういった情緒的想像力のたくましさと、実際の行為の幼児性とのギャップは、まさに現代的だ」と主張する。

 立教大学教授で精神科医の町沢静夫さんも、こうした男性たちの幼児性を指摘する。「他人が痴漢をしてうまいことやった、などの情報をうのみにし、独り善がりな性的空想をかき立てて、そのまま現実に移してしまう。欲求を自分で抑制できないという点では、未成熟なのだろう。性的なものを否定するようなしつけの家庭で育てられ、小さいころから本音の部分を抑えられた人は、そうなりやすい」と説明する。

 最近は小型カメラでスカートの中をのぞいたり、トイレや更衣室を撮影する“盗撮”も社会問題化している。高度な機器をよこしまな目的のために駆使して独り喜んでいる姿は幼いというだけではなく、寒々としている。痴漢やこうした盗撮マニアが増えるとしたら、世紀末の性はいかにも寂しい。

◆自分で選ぶ「性別」

トランスジェンダーがテーマの討論会には200人以上が参加。当事者への質問が相次いだ(東京・渋谷区で)

 「邪魔なだけだった脂肪のかたまりがなくなって、本当にすっきりしましたよ」

 1年半前、乳房の切除手術をした自動車整備工の哲さん(23・仮名)は、待ち合わせた都内のホテルの喫茶室で、陽気に笑った。

 生まれ持った体は女だが、心では自分を男としか思えなかった。その不一致に気づいたのは、幼稚園のころ。工具いじりとサッカーが好きで、いつも男の子の中で遊んでいた。ままごとでも、皆にいろいろ指示する「お父さん役」を好んだ。思春期には、セーラー服を着るのが苦痛で、膨らみ始めた胸を手ぬぐいでぐるぐる巻いてつぶそうとしたことも。

 「自分は本当は男だ」と、友達の前で宣言したのは17歳の時。「そうだと思ってた」と、周りの反応は思いのほか温かかった。大学に進んだが、将来を考えて専門学校に入り直し、今の職場へ。「仕事は男と同じ扱いだけど、戸籍上は女なので女性工員枠で採用された。ロッカー室は女性用で、男の仲間にうらやましがられてる」と、明るい。

 ホルモン療法を受けており、生理は止まり、筋肉がつき、ひげも生えた。「男みたいなセックスがしたい」と、ペニス形成手術を望んでいる。

 逆に、体は男、心は女という違和感に長年悩んでいたのは、都内の派遣会社で「女性社員」として働くマリさん(31・同)。「社会からはみ出すのが怖くて」、大学卒業後サラリーマン生活を5年間。ストレスから心身症になり、4年前、「女性として生きる」決心を固め、親にも告白した。「我慢の限界でぎりぎりの選択でした」と、つらい過去を振り返る。

 日本語では「性別」と簡単に語られるが、これには、生物学的な意味での性(セックス)と社会的心理的な性の自己認識(ジェンダー)の2種類ある。そして、1人の人間の中で必ずしも一致しているとは限らない。「トランスジェンダー(性の越境者)」とも呼ばれる哲さんのような悩みは「変態」扱いされることが多く、彼、彼女らは孤独な人生を送ってきた。

 こうした不一致が医学的に治療を要する障害とわが国で認識されたのは、96年5月、埼玉医大の倫理委員会の答申から。98年に同大病院で初の性転換手術が行われた。治療を求めている人は、米国の報告で、男性成人の3万人に1人、女性は10万人に1人。日本では2200―7000人と推定される。

 生物学的性、自己認識としての性、社会の中で求められる性役割、対象としてひかれるのが異性か同性かで分かれる性的指向など、性にはいろいろな側面がある。1人の人がそれぞれどの側面に属するかは、単純ではない。たとえば、「生物学的性は男性、自己認識は女性」というトランスジェンダーが、性的指向では男性を求め、性役割では女性であることにこだわるという場面が十分想定できる。

 服装や化粧、言葉づかいなどでは、男女の差が次第にあいまいになりつつある時代。生物学的なセックスでも性差を超えて、自分で自分の性を選ぶことが徐々に認められようとしている。

◆女だって楽しみたい

「楽しいセックスイメージを提案したい」と、カラフルな女性向けグッズを扱う店も登場(東京・千代田区で)

 先月末、東京都内の書店に並んだCDサイズの女性向け新雑誌「Vg(バイブガールズ)」は、巻頭特集にあまり語られることのなかった「女性のオナニー」を掲げ、体験告白などの刺激的な内容で話題を呼んだ。

 問題提起の言葉はこうだ。「気持ちよくなりたいからオナニーする。このシンプルな命題を口に出したり実践したりするのに、オンナはどれぐらい待たなくちゃいけなかったんだろう」

 雑誌の編集発行人、北原みのりさん(28)は、大学院で女性学を研究、東京・千代田区に3年前、明るいセックスを提案する「ラブピースクラブ」を開店。インターネットを通じて今年5月に知り合った20―30歳代の女性9人と「女性が性について本音で語り合えるメディアをつくろう」と発案、創刊にこぎつけた。

 中高生時代、通学電車で、男性週刊誌の中づり広告に女性の性を興味本位にみるような不快な見出しが躍っているのを見て、ショックだった。「男女平等なんて言ったって、しょせん女は男の欲望の対象にすぎない」と思うと、やりきれない気持ちに沈んだ。

 そんな思春期の原体験が、「セックスを必要以上に淫靡(いんび)でセンセーショナルで、暴力的に描くのは男性の思い込み。新雑誌では、女性の目線で、楽しくてハッピーで温かいセックスイメージを提案していきたい」という熱い思いにつながっている。

 この数年、女性向け雑誌ではセックス特集が売れ行きを左右するといわれ、性のみならず妊娠や出産体験まであけすけに告白した誌面が目につく。社会は女性が性をオープンに語ることに寛容になったといっていい。小説でも最近は、女性作家が多様な性愛を描く「エロティカ」というジャンルが注目されつつある。

 「エロティカ」は辞書で「好色本」などと訳されるが、この分野の先進国米国では70年代後半、40歳代の主婦たちにより「男性がつくった画一的な性イメージを捨て、放縦な流れに自分の性を解放して書いてみよう」という真摯(しんし)な運動から始まった。短編を集めた「私自身のエロティカ」は、全米で50万部を超えるロングセラーになった。わが国の代表作家としては、松浦理英子さん(41)や森奈津子さん(32)らがいる。

 「ほどよく筋肉のついたこの引き締まった肉体もまた、格別に美しいわ。美しい男。かわいい男。かよわい男……。奇妙な愛情が湧(わ)き出てきた。良和に身をゆだねたときよりも、ずっと強烈な快美感。わたしは何度も意識をさらわれそうになってしまう」(森さんの「一卵性」から)

 4年間のOL生活を経て作家デビューした森さんは、「男の筋肉質な肉体も女のなめらかな肌も美しいのに、全然関心が向かないで、性器の結合にこだわり続けるのが男性が書くポルノの特徴。私は、読んで皮膚感覚の快楽が呼び起こされるような作品を目指したいな」という。

 女性たちがそれぞれに、自分が心地よいとか楽しんでみたいとか思っている性を表現することで、今まで気づかれなかった性の多面性があぶり出されつつあるようだ。

◆デジタルな快感の危うさ

ネット上だけの付き合いだからこそ、チャットの相手に性的な本音も出せるという

「また、インターネットやってるの? 先に寝るよ」。そう言い置いて夫が先に寝室に行ったのを確かめると、神奈川県の主婦、美佳子さん(34・仮名)は急いでノートパソコンの画面を切り替えた。

 夫が眠った後、ひそかに楽しむのが、“チャットセックス”。チャットとはおしゃべりの意味で、インターネットの利用者同士が文字で性的な会話を交わす疑似セックスのことだ。

 「まだパジャマなの」

 「脱がせてあげる。ボタン外したよ、肌が白いね」

 「恥ずかしい」

 「ぼくも脱いじゃった」

 キーボードをたたきながらこんな会話をしていると、あっという間に1―2時間過ぎてしまい、深夜に及ぶことも。ベッドに入った時には、夫はぐっすり寝入っている。チャットにはまってから、夫婦の間に性交渉はないが、「相手に合わせなくてはならない実際のセックスより、言葉を使って自由に想像力が膨らませられるこっちの方が、はるかに楽しい」。

 昨夏、パソコンを購入して以来、ネット上でいろいろな人とおしゃべりができるチャットのおもしろさにひかれて、あちこちのホームページを試しているうちに、半年前から性的な会話を楽しむようになった。

 「既婚者だからといって、夫以外の男性と性的な会話ができないのではつまらない。でも、面倒臭いトラブルになるのは嫌なので、不倫は望みません」。チャットの相手に誘われても、実際に会うことはない。

 2人だけでこうした会話ができる「ツーショットチャット」とか「個室チャット」と呼ばれるシステムを設けたホームページは現在、1000近くあると言われている。

 ツーショットチャットの“部屋”を50室設けている、あるホームページに平日の夜10時ごろ接続してみると、3分の1近くが使用中、残りは男性が「エッチな話をしよう」などのメッセージを残して「待機中」となっており、空きはほとんどなかった。

 精神科医の香山リカさんは現代人がネット上の疑似セックスに夢中になる理由を「インターネットは、心理的なよろいを捨てて裸の心をさらけ出しやすいという特性を持ったメディアです。現実の世界では様々なしがらみから本音を出せない人たちが、社会的背景を共有しない相手だからこそ、心を開けるのでしょう」と説明する。

 京都大学名誉教授(大脳生理学)の大島清さんは「言葉のやりとりによって性的に興奮するのは、発達した脳を持つ人間ならではの行為と言えるでしょう」と、チャットセックスはある意味で“人間的な”行為だと指摘。その一方で、「肌を触れ合う触覚、声を掛け合う聴覚を伴うのが本来のセックス。デジタルな快感だけでは性の深みがなくなる」と危ぶむ。

 泥臭い自然経験や濃密な人間関係がますます薄くなっていく現代。大島さんは今後さらに仮想現実的なセックスを求める人が増えるかもしれないと予測する。

◆「防げたはず」に苦しむ

 「どうせ男は女を思い通りに扱うでしょ。対等な関係の恋愛なんてありっこないと思っていた」

 東京・新宿区の民間カウンセリングルーム「心のジム・テヅカ」。都内のパソコン編集会社で働く綾子さん(26)(仮名)は、3年前までの自分を冷静に振り返った。

 綾子さんの恋愛恐怖症の根っこをさかのぼると、中学2年の夏休みに負った深い心の傷にたどりつく。

 テニス部の練習を終えた下校時、中年の男性に車の中から道を聞かれた。「隣に乗って案内して」と頼まれて、「イヤと言えなかった」。口ごたえをすると暴力をふるう父親を見て育ち、「大人には逆らってはいけないと思っていた」からだ。

 「かわいいね」「タレント養成会社を経営している。静かなところで写真撮らせて」と男のペースにのせられて、ラブホテルに。「親からかわいいと言われたことがなかったから、うれしかった」という。緊張をほぐすためにと錠剤を飲まされ、頭がぼおっとしているうちに下着を脱がされた。意識が戻ると、悪寒が走った。「私、とんでもない世界に行ってしまったかもしれない」

 起こった事実を整理できないまま、親に打ち明けた。母親は「なんでついてったの」「どんな風にされたの」とわめき立て、父親は「お前は傷物だ。だれにも言わず、処女で通せ」と責めるだけ。警察には届けなかった。

 翌月、予定通り生理がきた。「汚れた自分が生まれ変わるには優秀な子になるしかない」と、とりつかれたように勉強して受験校に合格。が、高3の時、大学受験のストレスからか拒食と過食を繰り返すようになった。志望の大学に入学できず、症状はひどくなるばかり。

 友達みたいに恋をしたいと思っても、「汚れた自分には無理」「男に体を支配されるのはまっぴら」と抑止する気持ちが働いた。

 97年に警察に届けられたレイプは1657件。この数字は実態の1割以下ともいわれ、それだけレイプ被害者が声を上げにくい社会であることを物語る。

 「挑発的な服装や態度が誘因になる、抵抗すれば防げたはずといった誤った社会通念が邪魔をして、特殊な男女の事件として見られがちなことが問題」と、武蔵野女子大学の小西聖子教授(臨床心理)は言う。「誤った通念を持っているのは被害女性でさえ同じ。バカな自分が悪かったという気持ちから抜け出せずに苦しむ人が多いんです」

 綾子さんもずっと自分を責めてきた。暗く長いトンネルから脱出できたのは、カウンセラーとの出会いだった。「レイプは性的な暴力で、だれの身にも起こりうる。あんな目にあえば、だれだってあなたと同じ状態になる。悪いのは決してあなたじゃない」という言葉に救われた。

 1年前、綾子さんはグループカウンセリングの場で知り合った男性と交際を始めた。肌のぬくもりを確かめ合うこともできた。「今の君でいいんだから」。彼のそんな温かさが支えになっている。

このページのトップヘ