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こちらはJWSSNニュースです。

19歳の現役大学生が編集長ですが・・・・(笑)

 愛知県豊川市で02年、会社員・村瀬純さん(28)の長男・翔ちゃん(当時1歳10カ月)を車で連れ去り殺害したとして、殺人と未成年者略取の罪に問われた元運転手・河瀬雅樹被告(38)の判決公判で、名古屋地裁の伊藤新一郎裁判長は24日、「自白に看過しがたい疑念がある。犯罪の証明がない」として懲役18年の求刑に対し、無罪を言い渡した。河瀬被告は判決後、釈放された。

 目撃者や物的証拠がなく、捜査段階の自白の妥当性が争点となった。検察側は控訴を検討する。

 判決理由で伊藤裁判長は「自白に犯人しか知り得ない秘密の暴露がなく、動機はあまりに短絡的で不自然」と述べた。

 伊藤裁判長は、河瀬被告が愛知県警の任意同行後に犯行を認めた、などとして、捜査の任意性を認め「犯人の可能性は否定できない」とした。

 その上で自白内容を詳細に検討。被告の車から翔ちゃんの毛髪など痕跡がなく、海に落とした方法も「背中を押した」から「投げ落とした」と変わったと述べた。

 さらに(1)略取現場で翔ちゃんを目撃した人はいるが、河瀬被告がいたと断定できない(2)泣き声が気になるなら、駐車場所を変えれば済む(3)犯行後に略取現場に戻ったのは不自然-とも指摘。

 「客観的状況は捜査機関がすでに把握し、犯人でなくとも想像で供述できる。捜査官の誘導を否定できず、証拠関係を前提にする限り、犯罪の証明がない」とした。

 河瀬被告は、02年7月28日午前1時10分ごろ、豊川市のゲームセンターの駐車場で、村瀬さんのワゴン車に1人でいた翔ちゃんを開いていた窓から連れ出し、同県御津町の岸壁から海に投げ落として水死させたとして起訴された。

 駐車場で寝泊まりしていた被告が不審者として浮上、03年4月、逮捕された。

 エーエム・ピーエム・ジャパンは24日、ライブドア社長の堀江貴文容疑者が逮捕されたのを受け、コンビニの店頭からライブドアが販売していた清涼飲料水「ホリエナジー」を同日に撤去することを明らかにした。

 ホリエナジーは堀江容疑者が提案し、製薬会社と共同開発した栄養成分入り清涼飲料水(1本30ミリリットル入り、380円)。昨年10月18日からライブドアのホームページ上と、関東地区の店舗限定でエーエム・ピーエムが販売していた。

 エーエム・ピーエムは今月末に販売を終了する予定だったが、急きょ販売停止を決めた。




 自民党の武部勤幹事長は24日午前の記者会見で、自らが昨年の衆院選でライブドア社長の堀江貴文容疑者を応援したことについて「小泉純一郎首相にも相談せず、私の判断で応援した。私個人としては謙虚に、反省すべきは反省すべきだと思う」と陳謝した。

 ただ、党が事実上支援したとの見方については「個人と党を分ける必要がある。社長を辞任しなかったので、党は推薦も公認もしていない」と反論した。

 堀江容疑者を応援した理由について「古い殻を破り現状を変える行動力を高く評価した」と振り返った上で、今回の事件を受け「若い人が起業家精神に後ろ向きにならないよう小泉構造改革を進めることが私の役目だ」と強調した。

 一方、同党の村田吉隆国対筆頭副委員長は会見で、選挙応援について「慎重な議論の上で応援がなされたのか、党幹部の間できちんと検討し、反省することが必要だ」と指摘した。

 これに先立つ党役員連絡会で、武部氏は中川秀直政調会長に対し、証券取引等監視委員会の権限強化と証券取引法の改正を党内で議論するよう指示。堀江容疑者が立候補した経緯も説明し「『うそをつかない、やましいことをしない、悪いことをしない』と約束したが、3つとも破られた」と釈明した。




 ライブドアの堀江貴文容疑者らの逮捕について、米主要紙も23日、「日本の企業風土を変えたインターネットの大物が逮捕された」(ワシントン・ポスト電子版)などと大きく取り上げた。

 ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「Tシャツ姿の起業家が日本中を魅了し、そして東京証券取引所を震え上がらせた」と、堀江容疑者の人物像を詳しく報じた。

 同紙は堀江容疑者が「悪はすべて旧態依然とした企業幹部がつくる」などの発言で世間をわかせたと紹介。1年前には「詐欺だと言われても、法さえ犯していなければ許容範囲。倫理というのは時代とともに変わる」と話していたと伝え、「今やその考え方が彼を悩ませるようになった」と指摘した。

 ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は「急成長の企業帝国を築いた攻撃的なビジネスの合法性が問われることになった」と指摘した。




 西京銀行(山口県周南市)の大橋光博頭取は24日の記者会見で、ライブドアとインターネット取引専業銀行を設立する計画について、金融庁が認可しない場合は「業務提携の解消を考えざるを得ない」との意向を示した。金融庁が認可する可能性は低く、提携解消に追い込まれそうだ。

 大橋頭取は「捜査の行方を注視している」と今後の方針は白紙としつつも、ライブドア社長の堀江貴文容疑者(33)の逮捕を「極めて遺憾」と強調した。

 銀行法は、新銀行の認可には銀行業務を手掛ける企業に「十分な社会的信用を有すること」との要件を定めている。金融関係者の間では、強制捜査を受けたライブドアが絡む銀行設立の認可は困難との見方が強い。

 ライブドアと西京銀行は昨年1月、共同出資でネット取引事業の銀行を設立することで業務提携し、今春にも営業を始める準備を進めていた。




 ライブドアは24日、東京地検特捜部に逮捕された堀江貴文容疑者(33)が社長を退き、グループ傘下で会計ソフトなどの販売を手掛ける「弥生」社長の平松庚三執行役員上級副社長(60)が社長に就いたと発表した。堀江容疑者が持っていた代表権は熊谷史人取締役(28)に付与した。

 ただ同社は堀江容疑者本人から取締役の辞任届を受理しておらず、引き続き取締役にとどまっていると説明。今後の堀江容疑者の進退に関しては「意思確認ができていない」としている。

 ライブドアでは、堀江容疑者を含め6人の取締役のうち3人が逮捕されたため、残された取締役や執行役員が緊急事態をどう切り抜けるかの協議を続け、当面の経営体制を決めた。

 平松氏はソニー出身で、社長を務めていた弥生が04年に完全子会社化された後もライブドアに残り、ソフト販売などの指揮を執ってきた。熊谷取締役はライブドアの財務や投資事業を担い、今回の事件では特捜部の任意の事情聴取を受けた。

 ◆平松庚三氏(ひらまつ・こうぞう)アメリカン大卒。73年ソニー。AOLジャパン社長などを経て、2000年11月からインテュイット(03年2月に独立し弥生へ社名変更)社長。05年3月からはライブドア執行役員上級副社長を兼任。北海道出身。




 ライブドア前社長の堀江貴文容疑者(33)の逮捕について、24日付のフランス紙リベラシオンは「日本の大企業経営者や政治家は、ヤクザの不正行為には目をつぶることがあっても、堀江氏の米国風で無礼な日和見主義は拒絶した」と、堀江容疑者に同情的な見方を示した。

 その上で「日本ではカリスマ的な若い経営者がひどく不足している。若者と守旧派の双方から尊敬されるような若い経営者が必要だ」とのアナリストの見方を伝えた。




 堀江容疑者逮捕を、ロイター通信やAP通信は東京発の至急電で報じた。ロイターは「大胆な若き経営者」の堀江容疑者が、プロ野球に新規参入を目指したり「巨大メディアグループと異例の買収合戦」を行い「おなじみの名前」になったと紹介。昨年の衆院選で、小泉首相が改革のシンボルとして出馬を促したと指摘、地検による家宅捜索を受け、東京株式市場が大混乱していたことを伝えた。AP通信は、堀江容疑者を「野心的な買収により、ここ数年で日本の有名人になった企業家」と説明した。




 六本木ヒルズのライブドア社内にも動揺が広がった。関係者によると、テレビで「堀江容疑者逮捕」が報じられた直後、泣き出す女性社員もいた。またライブドア・ニュースは伊地知晋一副社長(37)が夜、社内に社員約150人を集め「会社はつぶれない、安心してほしい。とにかく今行っている事業を続けることが大事」と呼びかけた様子を写真入りで報じた。社員からは雇用面の質問や買収や上場廃止の懸念などの意見が出た。

 本体の社員数は05年9月の時点で約700人で、もともと平均勤続年数1年半程度。事件を機に退社する意思を決めた社員も続出し「大量離脱」に発展する可能性もある。また同社サイトの広告主が契約を打ち切る動きも出るなど、ライブドア離れが加速。堀江容疑者は最近社内の部屋に「引きこもり」、憔悴(しょうすい)していたという。




 堀江容疑者は逮捕3日前の20日午後、テレビ朝日の電話取材に対し「よってたかって新聞で『悪いことしてる』って言われたら、はっきり言って『落ちる(落ち込む)』よ。『クロ、クロ』って言われてイライラするよ」と珍しく弱音を漏らしていた。電話で、地検からの連絡の有無を聞かれた堀江容疑者は最初「何の? なんか、おれ、悪いことしたの? っていう感じですから」ととぼけた。その後「個別の取引なんか知らないのよ。過去のこととか数年前のこととか覚えてないじゃん。まず覚えてないし。毎日毎日、テレビや新聞で『犯罪者だ』って言われたらそりゃ、気が滅入るよ。『もしかしたら犯罪者?』って思うよ」と話した。




 16日のライブドアの強制捜査では、捜査前に速報して問題視されたNHKは23日、各局の最後に速報テロップを流した。午後8時からの「地球・ふしぎ大自然」を30日に延期して特別番組に切り替えた。テレビ朝日は「TVのチカラ」「たけしのTVタックル」の予定だったが、8時から1時間の特番、9時からは「報道ステーション」を1時間前倒しして放送。TBSも8時から10分間の特番を放送し「水戸黄門」は8時10分にスタート。午後9時から1時間40分の特番を放送した。TBSとテレ朝はヘリコプターで、東京地検から小菅の東京拘置所に移送される堀江容疑者を乗せた車を追跡した。日本テレビも午後10時から特番を放送した。




 「ぼくの夢は世界一の会社をつくること」。証券取引法違反容疑で逮捕された堀江貴文容疑者(33)は昨年末、ライブドアの忘年会で、自信たっぷりに宣言した。知人に借りた600万円を元手に学生起業家としてスタート、企業買収を繰り返し、法律すれすれの「堀江哲学」を駆使してマネーゲームの世界をのし上がった。球界参入、メディア買収騒動、衆院選出馬と話題を振りまき「時代の顔」とも呼ばれたが、皮肉にも自らの哲学におぼれる形になった。

 昨年のクリスマス、都内で開かれたライブドアの忘年会。白いつなぎ姿の堀江容疑者は「ぼくの夢はみんなで世界一の会社をつくることです」と宣言した。「大きく伸びたライブドア、時価総額8000億円…」。男性シンガーが歌う「大きな古時計」の替え歌に合わせて、ステージ上でマイクを持ち、跳び上がり派手な振りで踊り続けた。忘年会に先立つ株主総会でも「(株価と株数を掛けた)時価総額世界一を目指す」とぶち上げた。

 この時が、堀江容疑者の「絶頂期」だったのかもしれない。年が明け、事態は一変した。今月16日の家宅捜索を境に、ライブドアの株価は連日売り注文が殺到。堀江容疑者が抱いた「世界一」の野望は、1カ月もたたないうちにあっけなく崩れた。

 「誤解を恐れずに言えば、人の心はお金で買えるのです。女はお金についてきます」。著書「稼ぐが勝ち」で言い切った堀江容疑者は、徹底したマネー至上主義と、大型の株式分割など市場の常識を覆す錬金術を駆使して、マネーゲームの舞台を駆け上がった。

 お茶の産地で知られる福岡県八女市出身。子どものころは古墳に興味を持ち、両親は「考古学者になるのかな」と思ったという。東大3年在学中の96年、ホームページ制作会社「オン・ザ・エッヂ」を、知人に借りた資本金600万円で起業した。

 肩までかかる長髪にTシャツ姿。当時から経営者の常識を覆すファッションだった。00年4月に東証マザーズ上場、02年、旧ライブドア社を買収、社名もライブドアに変更。企業の合併・買収(M&A)を繰り返した。無名に近かった社名を04年、プロ野球近鉄バファローズの買収に名乗りを上げて全国区に広めた。

 「ずるいと言われても、合法なら許される」「目的は金もうけ」など刺激的な発言で旧世代の反感を買ったが、規制や因習にがんじがらめの世界をこじ開けようとする姿勢に世代を超えた共感が広がった。昨年はニッポン放送株をめぐるフジテレビ買収騒動、衆院選出馬で話題をさらった。フジテレビとの対決で連発した「想定内(外)」は昨年末の流行語大賞に選ばれ「日本を変えようと思えば、自分がリーダーになるのが近道」とも言い切った。

 膨大な資産を手に、世界を視野に入れた堀江容疑者だったが、ライブドア元社員によると、社内では廊下で擦れ違った社員と目礼を交わすことさえなく、入社希望者の最終面接では「あなたのやりたいことは金にならないね」と突き放したという。元社員は「お金がすべてという価値観に尊敬を抱く社員は少なかった」と、堀江流哲学に異論を唱えた。





 「ライブドア堀江社長逮捕」。23日午後7時45分ごろ、速報テロップをテレビ局でいち早く流したのは皮肉にもフジテレビだった。逮捕を受けてフジテレビ日枝久会長(68)は「信頼感を失って残念」と資本提携解除と損害賠償請求を検討することを明かした。また、テレビ各局はゴールデンタイムの予定を変更して特別番組を放送した。

 堀江容疑者とフジテレビによるニッポン放送株の争奪戦が始まったのは昨年2月。この日夜、日枝会長は取材陣に囲まれると1年前に繰り返した言葉を思い出していた。「(ライブドアの手法は)脱法性が強いと言い続けたけど、現実になりましたね」。

 フジは「第一報」を各局に先駆けて速報テロップを流したように、提携先の不祥事を報じてきた。騒ぎが進展するほどに、フジの損益は増える。争奪戦での和解によって、ライブドアに440億円を出資し、発行済み株式の12・75%に当たる1億3374万株を保有している。事件前、含み益は一時約600億円に達したが、東京株式市場でライブドア株が256円まで下げたこの日、含み損は97億6000万円になった。

 「信頼感を失って残念です」という日枝会長は今日25日、役員会を開く。「(事件の)事実を知らされずに提携した。解消も賠償請求も選択肢に入っています」と、改めてライブドアと縁を切る方針を明かした。提携で期待された、放送と通信の融合の第一歩も踏み出せなかったが「IT企業全体が悪いわけじゃない。放送と通信の融合が後退することはない」と話した。

 約1年、振り回され続けるライブドアに対してコメントを求められると「事実を解明することが社会人としての責任。裁きがあるとしたら、受けざるを得ないでしょう」と、厳しい口調だった。





 東京地検特捜部は23日までに、ライブドアグループの証券取引法違反事件で、新たに同社内にある「税理士法人ライブドア」の女性税理士やグループによる一連の企業買収にかかわった担当者、会計監査を担当した港陽監査法人(横浜市)の公認会計士らから任意で事情を聴いた。社内税理士はライブドアの執行役員(昨年3月就任)でもあり、最高財務責任者の宮内亮治取締役とともに同社やグループの決算を担当。特捜部は資金の流れや決算状況について、説明を求めたとみられる。





 ライブドア堀江貴文社長NO・2の宮内亮治取締役ら幹部4人が23日に逮捕されたことを受け、東京証券取引所は同社株の上場廃止を審査するため監理ポストに移すことを決めた。この日の同社株は5営業日連続のストップ安となる256円(気配値)となり、上場来最安値を更新した。上場廃止となれば、同社が続けてきた「時価総額経営」は終わり、経営破たんの可能性も出てくる。米系ファンドによる「買収」の動きも出ている。

 東証によると、逮捕の報を受けて堀江容疑者らの容疑内容を検討。有価証券報告書の虚偽記載の疑いが濃くなったとしてライブドアとライブドアマーケティングの株式を監理ポストに割り当てることにしたという。監理ポストに移管後、さらに審査を加え、悪質と判断すれば上場廃止を決める。同社が事業拡大の舞台としてきた市場から退出を強いられれば、企業の存続問題にも発展しそうだ。

 そんな状況を市場は見越したように、ライブドアの株価はこの日、5営業日連続のストップ安で256円まで値下がりした。昨年末には単体で約8000億円あった時価総額も2685億円まで目減り。このままストップ安が続けば26日には100円を切る可能性がある。

 ライブドアの原動力は、自社株をつり上げて株式の時価総額を膨らませ、それをてこに次の買収を仕掛ける「ファンド資本主義」だった。高い時価総額を武器に、転換社債や第3者割当増資などで資金調達。打ち出の小づちのように得た資金で次々と企業を買収してグループを拡大させていった。株価下落は、これらの時価総額経営の終えんを意味する。明大政経学部の高木勝教授は「マネーゲームの終えん、錬金術の挫折を意味します。株価はストップ安を続け限りなく下がる。ハゲタカファンドは手を出すかもしれませんが、日本企業はイメージが悪くなるため手を出しづらい。ホリエモンは会社を整理するしかないでしょう」と、破たんの可能性を指摘した。

 堀江容疑者の逮捕で社長交代の可能性も高い。後任には、子会社のライブドアオート社長を務める羽田寛取締役(39)が就く公算が大きいとの見方がある。ただ代表権を持つ堀江容疑者を含め6人の取締役のうち3人が逮捕。「社長代行をおくにも、取締役会を開ける態勢が整っていない」(関係者)のが実情だ。

 株式市場では同社が新たな経営体制に移行せざるを得ないとの見方も広がっている。一部の米系ファンドは、家宅捜索直後からライブドア側と接触。グループの中の一部企業買収について打診したもようだ。破たんか身売りか。いずれにせよライブドアが現在のまま残るとは考えにくく、堀江容疑者が率い「世界一」を目指したライブドアは消滅することになりそうだ。




 ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は23日夜、同社堀江貴文社長(33)と宮内亮治取締役(38)岡本文人取締役(38)ライブドアファイナンスの中村長也社長(38)の4人を逮捕した。強制捜査開始からわずか1週間、堀江容疑者は同日午後からの事情聴取の後、午後6時半ごろ東京地検で逮捕された。特捜部は、粉飾決算、偽計取引など一連の“不正錬金術”を堀江容疑者が認識していたと判断。株式市場が大混乱したり、自殺者が出たことなどから「Xデー」を一気に早めた。時価総額世界一を目指し、短期間で上り詰めた“ITの寵児”は、転落も早かった。

 午後6時すぎ、堀江容疑者を乗せた特捜部の白いワゴン車が東京・六本木ヒルズを出た。皮肉にも、絶頂時の昨年総選挙で乗った車と同じトヨタのワゴン車。カーテンは閉められ、表情はうかがえない。車は東京・霞が関の東京地検庁舎に直行し、堀江容疑者は午後6時半ごろ逮捕された。地検で事情聴取を受けていた宮内容疑者ら幹部3人もほぼ同時に逮捕。ネット界の寵児があっという間に「容疑者」に転落した。

 16日の強制捜査スタートからわずか1週間。堀江容疑者はこの日昼すぎまで本社におり、一部マスコミの電話に対し「(聴取要請は)きていない」と元気がない様子で答えていた。特捜部は23日午後3時すぎから、堀江容疑者をヒルズエリア内で、任意で初めて事情聴取。堀江容疑者が「不正な取引はない」と否認したため地検に移動し、当日中の超スピード逮捕となった。

 堀江容疑者を乗せた車は午後9時すぎ地検を出て、パトカーで囲まれながら東京・小菅の東京拘置所へ移動した。全裸で身体チェックされた後、独居房に入ったとみられる。関係者によると、部屋で遅い夕食を取って就寝したという。家賃220万円の高層マンションで美食に明け暮れた生活から転落した屈辱的瞬間でもあった。

 調べでは、ライブドア関連会社「バリュークリックジャパン(現ライブドアマーケティング)」が04年10月、出版社「マネーライフ社」を買した際、うその発表をした偽計取引の疑いのほか、同年11月、売上高や利益を水増しした決算短信を発表した風説の流布の疑いを持たれている。ライブドア本体も04年9月期決算で、10億円の赤字を14億円の黒字に粉飾した疑いも浮上している。

 これまで堀江容疑者は自身のブログなどで「身に覚えがない」と述べるなど抗戦の構えを見せていた。だが特捜部は、粉飾などの不正「錬金術」を堀江容疑者が認識していたと判断。20日から聴取していた宮内容疑者の「堀江に報告して了承を得ていた」という供述を得ている上、堀江容疑者が指示しているメールも入手しているという。

 決定的な「証拠」も押収されている。岡本容疑者が04年11月6日、グループ幹部に出したメールで、疑いの取引について「リスクも思いのほか少ないことが、堀江社長との会話で分かりました。LD(ライブドア)からの出資に関しては、5社くらいの国内外ファンド、個人を通しており、99・9%発覚することはないと感じました」「ライブドアは怖い会社」と書いていた。これらのメールは、堀江容疑者の逮捕に踏み切る強力な材料となった。

 強制捜査以降、株価が暴落するなど、市場が大混乱していた。18日には元側近、エイチ・エス証券副社長野口英昭さん(38)が自殺。さらに堀江容疑者らが無実を主張し続けていた中で「早急に結論を出さないと市場の混乱が続く。また、証拠隠滅の恐れもあり、身柄を押さえる必要があった」(地検関係者)との判断で「Xデー」が早まった。堀江容疑者は最近、着替えを持ち歩いていたという。

 ライブドアでは逮捕後「現時点では何も申し上げられない」とコメント。特捜部は今後、「錬金術」全容解明を目指す。




 ライブドアグループの証券取引法違反事件で、最高財務責任者(CFO)の取締役宮内亮治容疑者(38=同法違反容疑で逮捕)らが、東京地検の調べに対し「(逮捕容疑となった)関連会社の株式交換による企業買収は、一連の経緯を社長に報告し、了承を得ていた」と、社長堀江貴文容疑者(33=同)の関与を認める供述をしていることが24日、関係者の話で分かった。

 宮内容疑者らはこれまで「細かいことまでは知らなかったはず」と堀江容疑者の関与を否定していたが、逮捕直前に一転して「社長が出席した幹部会でも説明していた」と話し始めたという。

 特捜部はこうした幹部の供述や社内電子メールなどから、堀江容疑者が宮内容疑者らに不正を実行させたとみている。

 関係者によると、宮内容疑者らは企業買収に投資事業組合を介在させ、ライブドアに多額の利益が還流されていたことについて事実関係を認めているが、違法性については「問題とは思っていなかった」と否定。堀江容疑者も同様の供述をしているとみられる。(共同)









 東京地検特捜部は23日、証券取引法違反の疑いで、ライブドア社長の堀江貴文容疑者(33)らを逮捕した。




 小泉純一郎首相は23日夜、ライブドア事件について「法律違反ということになれば厳正に(捜査対応が)なされなければならないのは当然だ」との認識を示した。

 小泉改革での規制緩和政策のマイナス面が出たとの指摘に関し「別の問題だ。規制緩和は必要だし、これからも新しい時代にチャレンジしようとするいろいろな人の活躍は大事だ。要は法律を守るということだ」と反論。昨年の衆院選で自民党が堀江貴文社長を支援したことには「やはり新しい時代においても、法律を守ることは大事だ」と述べるにとどまった。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。




 ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部が23日、同社社長の堀江貴文容疑者(33)らを逮捕したことを、ロイター通信やAP通信は東京発の至急電で報じた。

 ロイターは「大胆な若き経営者」の堀江容疑者が、プロ野球に新規参入を目指したり、「巨大メディアグループと異例の買収合戦」を行い「おなじみの名前」になったと紹介。昨年の衆院選で、小泉純一郎首相が改革のシンボルとして出馬を促したと指摘、地検による家宅捜索を受け、東京株式市場が大混乱していたことを伝えた。

 AP通信は、堀江容疑者を「野心的な買収により、ここ数年で日本の有名人になった企業家」と説明した。

 フランス公共ラジオも日本のテレビ報道などを引用して堀江容疑者の逮捕を速報した。




 「いつかこうなるのではと思っていたが、こんなに早いとは」。ライブドアグループの証券取引法違反事件で23日、堀江貴文容疑者(33)らが逮捕された。同社は動揺はないとしているが、本社のある東京・六本木ヒルズ周辺では通行人らが驚きを隠さなかった。

 同社広報によると、社員に目に見えるような動揺はなく、「各事業部とも業務を続けている。報道機関からの電話が殺到している」という。

 六本木ヒルズでは、買い物に来た東京都国立市の会社員中村美保さん(39)が「企業の買収を繰り返し、苦労しないで簡単に金をもうけてきたので、しっぺ返しが来たのだろう。社会に対する警告のように思える」と分析。

 新潟県燕市から夫婦で旅行に来た公務員の石田益巳さん(51)は「プロ野球の球団を持たなくてよかった。堀江さんにはそれなりの知識もあったはずなのに、年配のいさめ役がいなかったのがまずかったのでは」。千葉県の無職男性(66)は「ああいうやり方はだめだ。金を稼ぐには汗水たらさなきゃ」と不快感をあらわにした。

 一方、東京・霞が関の東京地検周辺には、多数の報道陣が詰め掛け、検察関係の車が出入りするたびに、カメラのフラッシュがたかれ、テレビのスポットライトが浴びせられた。




 週明け23日の東京株式市場で、ライブドア株は上場廃止を懸念した個人投資家による「駆け込み売却」が殺到、値幅制限の下限である前週末比80円安の256円で比例配分され、比較可能な04年8月の株式分割以降、最安値を更新した。

 堀江貴文社長が同日、東京地検に逮捕されたことから投資家の不安が強まるのは必至で、24日以降も売り殺到の展開が続きそうだ。

 比例配分されたのは約15万株のみで、約2億6000万株の売り注文が残った。大半の投資家は売ることもできずに、株価が下げ続けているのを眺めるしかない状況となっている。

 上場グループ6社でも値上がりしたのはセシールのみで、ライブドアを含めた7社の時価総額合計は約4000億円と、前週末より約1千億円も減少。強制捜査前の16日時点と比べ、6割強の6200億円が吹き飛んだ。

 売りの主役は、昨年9月末時点で約22万人にのぼり、保有株数も全体の約55%を占めるライブドアの個人投資家。前週末、東京証券取引所が情報開示が不足として「開示注意銘柄」に指定したこともあり、「上場廃止の可能性が強まった」との思惑が広がり、損失覚悟で「駆け込み売却」に走っているという。

 また、同社株を信用取引の担保に提供している個人投資家は証券会社から追加担保を要求されているケースも多いとみられ、株価急落が続けば個人投資家の混乱が拡大する恐れがある。




 ライブドア社長の堀江貴文容疑者(33)が逮捕された23日、東京証券取引所はライブドアと関連会社ライブドアマーケティングの株式を、上場廃止基準に抵触するかどうか審査する「監理ポスト」に同日付で移管すると発表した。悪質と判断すれば正式に上場廃止を決める。

 ライブドアが事業拡大の舞台としてきた市場から退出ということになれば、企業の存続問題にも発展しそうで、その経営は重大局面を迎えることになる。




 フジテレビジョンの日枝久会長は23日夜、ライブドア社長の堀江貴文容疑者らが逮捕されたことを受け、24日にフジの取締役会を開き、ライブドアとの資本提携解消を緊急協議する方針を明らかにした。

 フジは、保有するライブドア株の急落で23日時点で100億円近い含み損が発生しており、株売却などで損失が確定した段階で損害賠償請求を検討する方針だ。

 ニッポン放送をめぐって争ったライブドアとの和解で、フジは07年9月までライブドア株を売却しない取り決めを結んでいるが、違法行為などがはっきりすれば一方的に解約できる契約。

 資本提携解消の方法について、日枝会長は「株の売却も選択肢の1つだが、処理にはいろいろなやり方がある」と語った。別のフジの幹部は23日夜「(堀江社長らの退陣後の)新経営陣も見てみる必要がある」と述べた。

 日枝会長はライブドアと資本提携したことへの経営責任については「専門の機関の調査で妥当性があるということで投資した」とした。

 フジは440億円を出資しライブドア株を発行済み株式の12・75%に当たる1億3374万株を保有。取得は1株329円で、23日の東京株式市場でライブドア株が256円まで下げたため、含み損は97億6000万円となった。株価下落が続けば損失はさらに膨らむ。

 東京証券取引所はライブドアの上場廃止を審査する手続きに入ったが、ライブドアは通販や中古車販売などを抱え借入金も少ないことから、複数の投資ファンドなどが株取得に関心を持っている。フジ側は「1株当たり100円台後半から200円程度の価値はあるはずだ」とみている。




 女優・山村紅葉(45)=本名・吉川紅葉さん=が29日午前9時50分ごろ、京都市伏見区御香宮門前町の御香宮神社で、テレビの情報番組を収録中にいきなり男に左顔面を殴られ、軽傷を負った。山村は、ミステリー作家の故山村美紗さんの長女。男の犯行動機は不明で、「2時間ドラマの女王」自ら、とんだ“サスペンス”に巻き込まれてしまった。

 山村は同日午前9時半ごろからスタッフ約15人と撮影開始。本殿前で参拝する場面を撮影中に突然、隣で拝んでいた男が「本殿で撮影するとは何事だ」などと突然叫び、こぶしを握って殴りかかったという。

 山村を殴った男は番組スタッフに取り押さえられ、社務所に連行された。社務所の男性は「とにかく男は興奮状態で顔が異常に青白かった」と話した。その後、駆け付けた伏見署員が暴行の現行犯で逮捕した。

 伏見署によると、男の年齢は30歳くらい。犯行時は青いシャツにジーンズ姿だった。調べに、意味不明なことを供述し、住所や氏名を黙秘。被疑者用の写真を撮る際にもVサインをしたという。動機も不明だ。

 山村は近くの病院に運ばれ、頭部のCT検査などを受けたが異常はなく、顔面打撲で全治7日間と診断された。自らが伏見署に出向き、被害届を出し、再び番組のロケ収録に戻った。スタッフには「大丈夫です」と気丈に話したという。

 収録していた番組はCS放送「京都チャンネル」の「山村紅葉のキラリ」。山村が生まれ育った京都を紹介している。今回の収録分は3月放送予定だった。続きを読む

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